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STS(Spring Tool Suite)のインストールと日本語化

STS (Spring Tool Suite)のインストールと日本語化です。

なお、以下の記事はSTS3(現時点で3.9.6)系前提なので、最新版ではありません。

ご注意ください。 

 

2018/10/03追記

STSはバージョン4が最新版になっています。

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>STS4の情報をお探しの方は、ごめんなさい。

 

開発環境にSTSをインストールする

 

Spring Bootアプリケーションの開発用に、Spring Frameworkの開発元が「Spring Tool Suite(以後STS)」という専用開発環境を提供してくれいるので、それをインストールします。 

Step1:STSダウンロード前の確認

STSを動かすには、JAVAが必要です。 

はいってない場合はインストールを先にする必要があります。 

JAVAのインストールとバージョンを確認しておきます。 

コマンドプロンプトで「java -version」と打ちます。

f:id:arakan_no_boku:20170211195100j:plain

STSが必要とするJAVAのバージョンが一致していないと、インストールはできますが、最後にSTSを起動するところでエラーになります。 

STSの3.9.6なら、JAVAのバージョンは1.8以上 です。

32ビット版か64ビット版かも注意します。

STSをダウンロードする時にあわせる必要があります。 

 

Step2:STSのダウンロード

 

ここからダウンロードします。

>2018/10/3 リンクを更新しました。

spring.io

ここで、Windowsの WIN64BITを選択してダウンロードします。

f:id:arakan_no_boku:20181003213112j:plain

 

Step3:STSのインストール

 

インストールというか、ZIPファイルを解凍するだけです。 

注意点としては解凍ツールによっては、パスが長いと解凍エラーになるのでエラーなく解凍できるツールを使ってやるくらいです。("BOKU"は7-ZIPを使ってます) 

解凍してできた「sts-bundle」フォルダを、今回は「C:\STS」というフォルダの下にコピーします。 

 

Step4:STSを日本語化する準備

 

 

2017/12/07追記

Windows用はインストーラが付属するようになりました。

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インストーラをダウンロードして実行します。

 

Step5:STS.iniを編集し、日本語化とUTF-8化する

 

STSフォルダ\sts-bundle\sts-3.8.3.RELEASEののSTS.iniファイルを開いて、以下を行末に追加します。

-Dfile.encoding=utf-8

-Xverify:none

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

 2017/12/07追記

>上記フォルダ名はバージョンによって変わります。

>3.8.3の部分を作業時点のバージョン番号に読み替えてください。

 

1行目はファイルのエンコードのデフォルトをUTF-8にする設定。下の2行は日本語化するための設定です。

 

Step6:STSを起動する

 

STSフォルダ\sts-bundle\sts-3.8.3.RELEASEのSTS.EXEをダブルクリックして起動します。後は、普通のeclipseと同じです。

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 よしよし。環境はできたかな。

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2017/07/25 追記

インストールしただけだと、thymeleafが2.0系の利用が前提になっている場合があります。 

thymeleafは、2.0系より3.0系の方が良いので、以下の記事を参考に、3.0系にバージョンアップしておきましょう。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com  


入力画面に関連する記事

Ajax:プルダウンリストの内容を画面遷移なしに更新する 

reCAPTCHA V2をでロボットによる投稿を防ぐ

画像をSUBMITボタン代わりに使う

ラジオボタンとラジオボタングループを使う 

ラジオボタンとラジオボタングループを使う 

チェックボックスを使う。 

HTMLのタグの閉じ忘れで例外が発生する!

プルダウンリストとマルチセレクトボックスを使う。

今度はテキストエリアで複数行入力する。 

テキストボックスの入力と基本的なチェックを使う。

 

参照画面・画面遷移に関連する記事

参照画面:テーブルを使い、行毎に色分けした一覧表を表示する。 

参照画面:条件に一致した時のみHTML要素を出力する。

セッションを使って画面間で情報を受け渡す 

画面遷移:GET時のリクエストパラメータを受け取る 

日本語しか使わなくても、i18N対応はする意味がある。

 

入力チェックに関連する記事

入力チェック:未入力時に空文字が渡される仕様を回避する。 

入力チェック:@Patternと正規表現で独自チェックする。

入力チェック:アノテーション定義を自分で作る。(再利用版)

入力チェック用アノテーション定義を自分で作る。(独自実装版)

入力チェック:複数項目の相関チェックアノテーションの作り方

 

データアクセス・その他に関連する記事

データアクセス:Jprepositoryを使って簡単にCRUDする。 

データアクセス:ネイティブなSQL文を実行する 

クラスパス内の静的ファイルにアクセスする 

SpringBootだとログの書き出しも楽ちんです。 

SpringBootプロジェクトでJUNIT4を使った単体テストをする。

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