アラカン"BOKU"のITな日常

あれこれ興味をもって考えたことを書いてます

あんた、アマチュアだから、そんなこと言えるんだよ

行動を伴わない計画は意味がありません。

 

でも、知識も経験もない人間が、思いつきだけで、これまでの常識や方法を否定して突っ走るような行動は、意味がないのを通り越して、最悪です・・という話です。

 

最近、そこかしこで「あれこれ分析するより、とにかく行動だ!」とか、「現状を否定し、でてくるアイディアをどんどん実行するんだ!」みたいな主張を目にしたり、聞いたりする機会が増えました。

 

いや、無責任にそんなこと言っちゃダメでしょ・・。と思います。

 

リスクが100%なくなる迄行動しないのは駄目ですが、リスクが100%みたいな状態で行動するのはもっとダメです。当たり前ですが。

 

一応、アイディアをもんで十分考えて、70%程度成功できそうな感触がつかめたら、残り30%のリスクは、あえて行動しながら潰していくというのが本来のはずなのに、なんで、こんな極端な話になっちゃうんだろうなあ・・と思います。

 

まあ、きっとそんなことを言っている人は、「アマチュア」なのか「ギャンブラー」なんでしょう。

 

普通の人が参考にするべきものではないです。

 

この辺のことは、福田秀人先生が「ランチェスター思考 競争戦略の基礎 」という著書の中で,「アマチュアの論理」という表題で、きれいにまとめておられます。

 

今回は、下手に自分であれこれ書くより、それを引用させていただきます。 

マチュア=問題の難しさや危険を知らないか、過小評価する。

マチュアの論理

  • 理想論を規範論にする。
  • 当事者の能力や努力を知らず、無能・無責任・怠惰と批判する。
  • プロはミスをせず、また、変化や危険を予知できる存在と決めつけ、それに反する事故が発生すれば、プロ失格と避難し、時には犯罪者にする。
  • 新しいこと、危険なことを簡単に考え「やれ」と言う=「素人の暴論」
  • 成功や失敗の理由を1~2の要素に求め、短絡的に理解し論じる。特に「アイディア」、「意識」、「体質」、「制度」、「組織構造」などに求める。

  • 現在の制度のデメリットのみをあげつらう。
  • 新たな制度のメリットのみをアピールして連呼する。
  • 新たな制度のデメリット、副作用を考えないか知らない。

 

  • 新たな制度が諸問題を一気に解決すると考え、改革や革命を連呼する。
  • できない理由を、改革する想像力や意欲の不足に求める。
  • トレードオフのある課題を同時にやれと言う。(例えば、迅速と的確) 

 

このアマチュアの論理にはまった人は、たぶん、いっぱいいます。

 

読んでいると、頭に現実の事例が浮かんできませんか?

 

最近では、アメリカのトランプ大統領に投票した人たちとか、イギリスのEU離脱に投票した人たちとかに、その後の顛末を見る限り、まさしく、このアマチュアの論理が働いていたように見えますしね。

 

とにかく、現代の社会で自分たちが恩恵を受けている物すべてが、高度な知識や技術をもったプロと呼べる人たちの努力によって提供されていることは忘れてはいけないのです。

 

テレビもパソコンとかだけではなく、例えば蛇口をひねるとでてくる水とか電気とか、毎日食べている米や野菜の葉っぱ1枚まで、そうなんです。

 

だから、それらに対するリスペクトもなく、批判と否定をするような人がいれば言ってやりたいですね。

 

あんた、アマチュアだからそんな事言えるんだよ!”って。

 

まあ、心の中で叫ぶだけになるかもしれないですけど(笑)

 


 

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