アラカン"BOKU"のITな日常

あれこれ興味をもって考えたことを書いてます

共依存は怖い!「何もしないでいいよ。」が、静かな暴力になる時!

今は多少マシになってるんですけど、昔の日本は、わがまま放題の夫に献身的につくす妻みたいな構図を美徳として讃えるような傾向が、とても強くありました。

 

夫が飲んだくれて迷惑をかけた酒屋に、奥さんが謝りにいって、なんとかおさめてくる。

 

つぶれて玄関先で寝ている夫に、風邪をひかないようにと、そっと布団をかけてあげる。

 

自分自身のことは二の次にして、夫をささえることに尽力する。

 

そんな奥さんのことを、「妻の鑑だ・・」なんて、言うわけです。

 

若い頃は、自分も知識がなかったので、違和感を感じつつも、そんなもんかなあ・・と聞いてたのですが、今は、はっきりいえます。

 

いや、おかしいでしょ!!

 

妻の鑑どころか、「共依存」という精神疾患かもしれないから、早めに病院つれていって診察をうけさした方がいいよ・・とね。

 

共依存というのは、最近、ポピュラーになってきた病名です。

 

アルコール中毒、DV被害者、薬物依存者の症例に頻繁に登場します。

 

簡単に説明すると、共依存の人とは

  • 自分自身よりも、依存関係にある相手(配偶者、親族、恋人、友人など)の問題ばかりに気を向けてその問題の後始末に夢中になる。
  • 依存関係のある相手の責任を一生懸命代わりにとり、依存関係のある相手がが自力で解決する機会を与えない。
  • 依存関係にある相手に、自力で解決しなくても「なんとかなる」と無意識で感じてさせて、問題をより悪化させる。

ような行動をとる傾向がある人のことです。

 

こう見ると、前に書いた「妻の鑑」って言われる行動が、共依存という病気である可能性をしめしているという意味わかりますよね。 

 

なんでも、「過ぎる」とロクなことがありません。

 

自分のしでかした事は、自分で始末をつけるのが世の中の常識です。

 

だから、夫が迷惑をかけた相手には、「自分で行って土下座でもなんでもして謝ってこい!」って突き放せばいいし、つぶれて玄関で寝てるなら、襟首つかんで「自分で着替えて布団で寝てこい!」って言ってやるのが正しい対応だと、個人的には思うんです。

 

鬼嫁!なんて声が聞こえてきそうですけど、長い眼で見れば、こうしてくれる奥さんの方が、はるかに夫の事を大事にしてるとわかるはずなんです。

 

過保護の子供がだめになるのと同じ理屈です。

 

自分で問題解決する力を奪っちゃいけません。

 

この理屈は、夫だけじゃなくて、親とか姑でもいっしょです。

 

年寄りになっても、毎日頭と身体を使い続けていれば、それほど急激に衰えたりはしないものです。

 

でも、何もせずにゴロゴロしてると、あっと言う間に衰えます。

 

それが、年寄りというものです。

 

年寄りになっても元気でいたいなら、可能な限り、自分でできることは自分でして、できるだけ階段の昇り降りとかが必要な環境で生活することが必要です。

 

なのに、時々、満面の笑みを浮かべながら「お母様、私がやりますから、ゆっくりしててください。」なんて言って、年寄りに何もさせようとしない人がいたりしますよね。

 

これって、よく考えたら、めちゃくちゃ怖いです。

 

年寄りに、何もさせないということは、「早く衰えてしまえ!ボケてしまえ!」と言っているに等しいからです。

 

だから、見方を変えれば、これは「暴力」です。

 

静かな静かな暴力です。

 

もし、気付かずに、本当に親切のつもりで、そうやっている方がいるなら、すぐにやめてあげてほしいですね。

 

そして、自分でできることは、全部自分でするように言ってあげるべきです。

 

できることは、どんどん手伝ってもらうべきです。

 

それが、本当の優しさなんだと、思うんですよね。

 


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