アラカン"BOKU"のITな日常

あれこれ興味をもって考えたことを書いてます

人事評価のときに、すごくもったいないやり方をしてると思うときがあるんです

長年、会社員やってます。

 

たまたま、人事に関係する仕事をする機会も多かったりします。

 

だから、しょっちゅう、人事評価をしたり、されたりしてますし、いろんな企業の人事評価の話を聞くことも多いです。 

 

それで不思議に感じるのは、会社によって仕事のやり方とかは違うのに、日本の企業って人事評価はどこも同じような手順になってることですね。

 

横並びっぽいです。

 

ほとんど、半期が終わるごとに評価するサイクルですしね。

 

まず、評価票があります。

 

最初に本人が自己評価を書き込んで提出します。

 

その後、一次評価とか二次評価の段階で、順次評価を書き込んでいきます。

 

最後に、会社全体で集まった評価をみながら、評価会議みたいなんを開いて、バランス調整をします。

 

ABCDEの5段階だったら、A評価は全体の何%・・みたいに、だいたいの割当比率みたいなのが決まっているので、それから大きく逸脱しないように、被評価者に無理やり差をつけていくんですね。

 

そして、その結果を最終評価として、フィードバックの面談を行う。

 

とまあ、こんな感じです。 

 

書くとこれだけなんですが、評価する側にとっては、これが結構な重労働になります。

 

評価をするから、他の仕事をやらなくてもいいということはありませんしね。

 

二次評価とかになると、人数も半端なく増えます。

 

自分も最大で60人位の評価をしたことがあります。

 

もちろん、人事評価なので、皆さん真剣にやります。 

 

しかも評価って、事務所の中とかでは業務の合間にちょこちょこできるようなものではないんですね。

 

やっぱり、部下の眼とか気になりますから。

 

なので、別の部屋にこもったり、みんなが帰った後でしたり、良くないことですけど自宅に持ち帰ってた人もいたでしょうね。

 

で、いざやろうとしても、二次評価とかになると全員をよく知ってるわけではないんですね。

 

今は人事システムとかで、顔写真とかを確認したりはできるんですけど、やっぱり直接知っているのとは違います。

 

どうしても評価票の自己評価とか一次評価者のコメントなどを参考にすることになります。

 

そうすると、自分の基準で評価するというより、二次評価者の結果を見ながら、ただ調整するような感じになりがちです。

 

こういう時に、ふっと事務作業をしてるような違和感を感じるんですね。

 

二次評価でそんな感じですから、全社の中での調整も同じようになりますよね。

 

最後の評価会議なんか、時間給の高い偉いさんが下手すると、3時間も4時間もやってたりするわけです。

 

何回も参加してますけど、最初のうちは活発に議論してても、最後の方は機械的にソートして順番に置き換えてバランスだけ帳尻あわせるみたいな、数合わせのような感じで終わりがちです。

 

人事評価の重要さとかをよくわかってて、意識の高くもってやっているつもりではあります。

 

ただ、その結果を見ながら、「あー、今年も面倒な仕事がひとつ終わった・・」みたいに全く思わないかといえば、嘘になります。

 

その結果をもって、個々の被評価者に対する公平性や納得性が確保できたと自信を持って 言い切れるか?と質問されると、ちょっと口ごもるようなときもあります。

 

正直いえばですね。

 

それに気づく都度、実にもったいないなあ・・と思います。

 

ホント、馬鹿にならない時間と労力(=コスト)ですから。 

 

それに非常に重要なことでもありますから。

 

正直、もう少し良いやり方はないのか?と毎回思ってます。

 

なぜ、こうなるのか?

 

個人的な考えですけど。

 

半年に一回、わざわざ改まって半年分の評価をすること自体が間違いだと思うんです。

 

3日前の晩御飯を思い出すのが怪しい人間が、半年間にやったことを事細かく思い出して、公平や評価なんてできるわけがないんですよ。

 

それも自分ひとり分でも無理なのに、部下全員分なんて、覚えていられるわけがありません。

 

それを無理してやろうとするから、なんか気持ちと空回りして、事務仕事をやってる的な違和感を感じるんじゃないかと思うんですね。

 

実際のところ、目標設定と評価は日常的に行っている行為です。

 

何かの仕事のアサインされて、「いついつまでに、こうしてくれ」と指示をうけて了承した時点で、それが「目標」のはずです。

 

それで終わったと報告したときに、「よく、やった」とか「もう少し、こうしてほしかった」とか言われるのが「評価」のはずです。

 

これをその都度、記録しておいたらいいじゃないか。 

 

と、個人的には思うわけです。 

 

だって、それが一番リアルタイムで正確な評価ですもんね。

 

それと、無理やり順位をつけるのも、やっぱだめですね。

 

これは前の記事で書いたので繰り返しませんが、久しぶりに評価をして改めて思い直しました。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com

 

根本的に考え直す時期がきてますね。

 

手順が大変だから・・とか、できない理由を探すんじゃなくて、本来こうあるべきということを、どう実現するかを考えたら、きっと可能な方法があると思うんですよね。

 


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