アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

悪い会社(ダメな会社)と良い会社の違いは紙一重。急に会社の居心地がよくなったと感じたら黄色信号です。

もう35年以上、会社員をやってます。 

会社の業績が良い時も、悪い時も経験してます。

急成長の過程の猛烈な忙しさとか。

逆に、会社がダメになって、リストラされたり、会社が売られたり。

その経験をつらつら思い返してみるとですね。

会社がダメになっていくときって、同じような兆候があったなと、気づいたのです。 

今回は、それについて書いてみようと思います。

 

経営者がダメでも業績が隠してしまう時がある

 

まず、前提として。

良い会社かダメな会社かというのは、ほぼ「経営者」で決まります。 

他の社員や中間管理職がどんなに危機感をもって頑張ったとしても、無駄です。

経営者がダメなら会社はダメになります。

この確率は高いです。

下の人間にできることは、経営者がダメかどうかを見極めて、ついていくか逃げるかを決めることくらいです(笑)

しかし。

会社の業績が良い時は、正直わかりません。

会社全体の業績が伸びている時は、経営者が変わっても、それがダメなやつでも数字が経営者の欠点を隠してしまいます。

業績が安定している時は、バカ殿様でもわからないんです。

 

少しずつ漏れてくる危険な兆候とは

 

なので。

下の人間には、なかなか経営者がダメかどうかなんてわかりません。

 

でも、ダメな経営者だった場合は、微妙なところから少しずつ「ダメな会社になっていく危険な兆候」が、現れてくるものです。 

自分が考える「危険な兆候」は次のようなものです。

  • 会議が定時に始まらなくても怒る人がいなくなる。
  • 経営者が情報を隠したがるようになる。

  • 会議の雰囲気がリラックスしたものになって笑い声が増える。

  • 社長の周囲にイエスマンっぽい人がだんだん増えてくる

  • 経営幹部がずっと本社にいて、現場をまわらなくなってくる。
  • リスクの指摘ばかりで、何も行動しない人が出世しはじめる。
  • 対策立案ばかりで、やった結果を検証することをしなくなる。
  • やたらとスローガンやお説教(精神論)を朝礼とかで言い始める。

これを読んで「おーー。自分の会社でもあるな」と思った方。

ヤバイですよ(笑) 

 

ゆでがえるの話はホンマだよ

 

有名な「ゆでがえる」の逸話があります。 

カエルを常温の水にいれ、徐々に熱していくとその水温に慣れていってしまい、熱湯になったときには、もはや跳躍できずにゆで上がってしまうという話です。 

これは、めちゃくちゃわかります。 

経験上。

業績が落ちていく時=会社がダメになっていく前の一時期、急に会社の居心地がよくなります。

会社の雰囲気が緩んでくるんですね。

じわじわ・・じわじわ。

例えば、大事な会議に遅刻した。 

今までだったら定時にはじまっていて、遅刻して入ると厳しく注意されるパターンなので、「申し訳ありません!」と覚悟してはいっていったのに、何も言われなかった。 

半期締めの会議で、未実施の計画があった。

絶対に追及されるパターンなので、言い訳を必死で考えていったのに、結局、議題にもあがらずスルーされた。 

などなど。 

単発なら「ラッキー!」なんですが。

続くようなら危険の始まりです。 

そうです。

ダメ会社に転落していく過程って、実は仕事が楽になって、良い会社になったように見える時期があるのです。

ぬるま湯状態ですね。 

まさに「ゆでがえる」。

この辺で、お湯の温度は少しずつあがってるんですけど。

みんな、嬉しそうにお湯につかってるわけですね。 

 

どうしようもなくなってから気づく

 

錯覚の時期は長くは続きません。

会社の数字が落ちてきますから。

そうすると急にバタバタが始まります。

会議で上の人が厳しいことを言い始めたりとかします。

 

この時に現れる最悪の兆候。

それは。

厳しいことを言うんだけど、会議の場だけだったりする。

ということです。

会議では絞られるけど、会議が終わると突っ込まれない。

会議で叱責されたことを対応して報告にいくと、意外に相手が興味を失ってたりする。

それが続くと。

勘違いした社員が「会議で数字を責められる時間をなんとかかわせば一週間安泰」みたいな感じになったりもします。

まあ、後で考えてみるとですね。

この時点ではみんなもう茹で上がっていたわけです。

誰にも、跳躍して逃げる力はありません。

でも。

自分たちは気づいてない。

あとは、ゆであがって死ぬのを待つだけ・・みたいな。 

そういう状態です。

いやあ、怖いです。 

そうなってしまってから、やばい・・と気づいてできること。 

それは。

とっとと逃げるだけでしょうね(笑)

でも。

あせって転職しても、その会社が、実はもう沸騰直前のぬるま湯だった。 

そんなこともあります。(笑)

気をつけましょう。