アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

良い会社から悪い会社(ダメな会社)になっていく分岐点。社員の多様性を失ったら、競争力も失うということ。

良い会社だったのが、ダメになっていくとき、急に会社の居心地がよくなったと感じたら黄色信号だよという話を書きました。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com

今回はその続きです。

 

良い時は確かにいろんな個性の人間がいた

 

人事的な話です。

社員の多様性が会社には必要なんだということです。

これは別に外国人がどうのとかそんな話ではありません。

色々な考え方の社員がいることが大事ということです。

自分の経験ですが。 

会社の業績が良かった時は、確かに経営者も優れていたのですが、それ以外にも、強烈な個性の人間が上にいました。 

それも色々なタイプが。 

極端に強気でイケイケの人から、ものすごく慎重で理屈っぽい人までいて、みんなが好き勝手言ってました。 

だから、下の人間はとことん大変でした。 

上の人によって、指示が180度違ったりしますから。 

なので。

誰かの言うとおりにしてたら、別の誰かに怒られる。 

しかも、怒られた時に「指示されたから・・」とか名前を出して理由を言うと、「言い訳するな!」って余計に怒られる。 

必然的に、自分で考えて動くしかなくなるわけです。

だって、言う通りにしててもダメなのですから。 

会議も、ほぼ言い争いです。 

ストレスは半端なかったです。 

会議の前とか胃が痛くなるのが常でした。

正直、あの時が良かったとか、戻りたいなんて、100%思いません。

でも、会社全体としては良い会社だと評価されていた・・のは間違いないのです。

 

派閥争いがおきて、うるさ型が消えていく

 

でも、経営者が変わったある時期から、そんな「うるさ型」の上司が少しずつ関連会社に出向したりして減りだしたんですね。 

どうも、うえの方で派閥争い的なことがあって、片方が勝利したらしいのですが、そんなことは下っ端にはわかりません。

でも。

結果的に、2年くらいすると、極端な意見を言う人間が少なくなりました。

上の人から降ってくる指示が、人によってばらつかなくもなりました。 

指摘事項や指示の内容も、突拍子もないものが減り、常識で考えて理解できるものになっても来ました。

下の人間としては、有り難い話です。 

実際、よくなってきたって喜んでましたからね。 

・・けれど。 

今、思い返すと、この辺りからお湯の温度が少しずつあがって、「ゆでがえる」に近づいていたんです。 

間違いなく。

つまり、同じ意見や考えの人間ばかりになって、会社が多様性を失っていたんですね。

そうすると、どうなるか?

問題がおきた時の対応能力が、間違いなく落ちてきます。

得意不得意が偏ってますし、どうしても常識的なところから抜けられないで、効果はあるけどリスクのある手が打てなくなってきますから。 

案の定。

そこから5年ほどすると、業績低迷でリストラの話題がでるようになっちゃいました。 

そこから得た教訓です。 

色んな考え方の人間がいて、意見をぶつけ合い、お互いをチェックする。

そういう多様性を失うと会社は弱くなる。 

ということですね。

 

自民党に対する指摘でも同じことが

 

田原総一朗さんが、コラムに書かれてました。

これは自民党に関する指摘です。

ですが、会社にも、主流派・非主流派みたいなものが必要なんだと置き換えて読めば、すべての企業にも共通する話だなと思います。

 これが「多様性の重要さ」なんですね。 

最近、ダイバーシティとか洒落た言葉で語られて、グローバリズムとセットみたいになってますが、別に外国人がいなくても、昔から「多様性」は重要だったんです。 

それは、会社に関係なく、どんな組織にもあてはまる。

だから。

楽して、ストレスなく、会社の業績もよく、給料もいい。 

そんなうまい話はなかなかなさそうです(笑)