アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

警察官の給料(特殊勤務手当)。死体取扱手当一体1600円!!・・いや、安くないですか!

10年くらい前に、警察の仕事をしたことがあります。 

システム変更をちょっと手伝っただけですけど。 

仕事で必要だったので規定集とか読みました。

公務員なので、給与の種類と金額は条例で決められます。

これは、インターネットでいつでも見ることができる地方自治体も多いです。 

大阪府で見てみます。

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大阪府警察職員の特殊勤務手当に関する条例

 

死体取り扱い手当1600円だもんなあ

 

久しぶりに見ましたが・・あまり変わってないです。 

どうなんだろう・・と思ったところも変わってません。 

それは、警察官の給与に含まれる特殊勤務手当のことです。

これは、通常業務外の特別な業務をしたときにつく手当です。

これがねえ。

その対象の業務のきつさに対して、あまりにも安い!と思うんですよ。 

例えば「死体取扱手当」を見てください。

引用しますね。

 死体取扱手当は、職員が死体の発見の場所又は解剖の施設において直接死体を取り扱う業務に従事したときに支給する。


2 死体取扱手当の額は、取り扱った死体一体につき、千六百円(人事委員会規則で定める損傷の著しい死体にあっては、その額にその百分の百に相当する額を加算した額)とする。

1の普通の死体で一体1600円。 

この2番に書いてある「損傷の著しい死体」というのは、前に仕事でご一緒した関係者の方によれば、例えば、すごい高いビルなんかから落ちたり、爆弾で吹き飛んでバラバラになった(うぇ・・書いてても気持ち悪くなった)それとからしいです。 

それで、3200円・・(100分の100加算だから倍)・・。

心情的に「それでいいのか!」って思いませんか。 

爆発物・危険部処理なんかも同じです。

爆発物取扱等作業手当は、次に掲げる場合に支給する。


一 人事委員会規則で定める職員が、次に掲げる業務に従事したとき。
イ 爆発物(人の生命、身体又は財産に害を加えるために使用される物に限る。)(その疑いのあるものとして通報を受けた物を含む。以下同じ。)の処理の業務で人事委員会規則で定める特に危険なもの

・・・

四 職員が、次に掲げる業務に従事したとき。
イ サリン等による人身被害の防止に関する法律(平成七年法律第七十八号)第二条に規定するサリン等(これに準ずる物で人事委員会規則で定めるものを含む。)又はその疑いのある物質等(以下「特殊危険物質等」という。)の発散等の現場において行う救助その他の業務

この上の方「人の生命、身体又は財産に害を加えるために使用されるような爆発物の処理」が、5200円です。 

下の方「サリン等が発散している現場で救助の従事」が、2600円です。 

後、大規模な災害や事故の現場での救助や警備が、1日840円とか。

見ていて思わず「警察の皆さん、ありがとうございます」って改めて感謝の気持ちをいいたくなるような金額だと思いませんか。 

まあ。

じゃあ、いくらなら良いのか?と聞かれてもわかりません。

結局。

いくらお金を積んでも、命がけの仕事にみあう対価なんて、ないんですけどね。

それはわかってます。 

でも、もう少し、なんとかならないのかな・・って思うのは、仕方ないかなと。 

つくづく、「お金じゃやれない仕事だよな」と、思います。 

 

まずは感謝・・ですよね

 

たまたま、自分が仕事でかかわったのが警察だったのですが。

これは警察だけの話ではないです。

自衛隊とか。

消防隊とか。

電力会社の人とか。

鉄道会社の人とか。

医師の方とか。

自分らの「普通の暮らし」を支えてくれている仕事をしている人たち。

たぶん、みんな同じです。

最近、台風とか地震とか天災が多いので、目にする機会は増えました。

警察・消防・自衛隊の人たちが救助活動に励む姿とか。

停電や断水やガス漏れなどの異常が発生した時に、夜通し復旧活動をしてくれている姿とか。

必死でけが人の手当をしている姿とか。

仕事だから当然だ・・の一言では片づけられない気がします。

だって。

あの方たちにも家族がいて、本当は家族が心配で帰りたい人もいるはずですから。

仮に自分がその立場だったら。

想像しただけで葛藤を感じます。

それに耐えて、仕事してくれている。

そのおかげで、自分たちは「普通の暮らし」ができている。

これを忘れちゃダメだなと思います。

そこにはですね。

ただ、感謝しかないです。

頭がさがります。 

こんな、お金のせせこましい話のきっかけから言うようなことではないんですけどね。