アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うこと。

内部告発者(内部通報者)に悔いを感じさせる社会はおかしい。その誇りと勇気に敬意を払いたい。

内部告発者(内部通報者)は勇者です。

 

そう、あえて言いたいです。

 

安易な気持ちでできることではありませんから。

 

大いなる勇気と強い社会正義の心が必要です。

 

自分に置き換えて考えてみれば、すぐわかります。

 

自分の属する組織が不正をしているのを知り、それが自社の経営者の指示で行われてて社内で訴えても握りつぶされるのが明らかになったとき。

 

自分ができるか?・・ですよ。

 

正直、自信はないです。

 

会社の同僚・上司およびその家族も含めて、会社を通じてつながっている人間関係すべてが、呪縛になりますからね。

 

相当な葛藤があるのは間違いないですし、苦悩すると思います。

 

だから、個人的な葛藤に打ち勝ち、社会正義を優先する行動が、どれほどの覚悟が必要だったかを考えると、あれこれ言う前に、まず敬意を払うべきだと思うんですよね。

 

その上で、社会正義を守るという正論で考えれば、正しい内部告発をした者が、それを悔いる・・ようするに何らかの不利益を被る・・ようなことがないように、守る仕組みは絶対必要です。

 

そうしないと、自分のみの安全と安定と引き換えに、口をつぐむ人が増えて、不正を働いて利益を得ている一部の企業や権力者だけが喜ぶ状態になってしまいますからね。 

 

だから、その仕組みのために、「公益通報者保護法」という法律が整備されたニュースは嬉しかったです。

www.gov-online.go.jp

 

でも、中身を理解するにつれ首をかしげる部分も結構あることがわかりました。

 

法律をつくる側に、内部通報されたら困る人間がいて、わざと穴をあけたんじゃないだろうな・・と思ったときもあります。

 

それほど、「ザル法」に見えました。

 

保護の対象になっているのが「労働者」のみであったり、「刑罰で強制しなければならないような重大な法令違反行為のみが対象で、倫理規定違反など対象にならないグレーな部分を残している」であったり、なんで、このような制限をつける必要があるのか意味がわからないことが多々あります。

 

だから、役所が四角四面に運用すると、こういう記事みたいなことが実際に発生してしまうのですよね。

www.nhk.or.jp

 

腹立たしくも、悲しい現実です。

 

しかも、どうやら「意図的に穴を開けた人たち」がいたんじゃないかという疑いは、こんな発言を聞くにつれ大きくなりましたしね。 

www.asahi.com

 

公益通報者保護法の保護の対象には公務員も含まれ、かつ、消費者庁のQ&Aで「公益通報は公務員法による守秘義務違反にあたらない」と回答しているんですよ。

 

にもかかわらず、平気でこういう発言ができるというのは、「法律の穴を熟知していて、罰せられなければ、どんなに社会通念的におかしいと言われることでも平気でできる」・・そういう人たちがバックにいるんだろうなと、思われても仕方ないですよね。

 

これぞ、まさしく、ザル法の証明。

 

言語道断ですよね。 

 

一応、法律を改正しようという動きはあります。

mainichi.jp

 

ただ、遅いし、不十分だな・・と個人的には思います。

 

もっと、内部告発者に手厚く、違反する企業や組織に厳しくして、罰則規定をもうけるとか、実効性のあるものにしてほしいなと。

 

おそらく、そう考えている真っ当な人達は、霞が関の役人の中にも多数いらっしゃるんじゃないかとは思ってます。

 

賢い人達ですしね。

 

なんですけど、こういう法律って、上で権力を握っている人たちにとっては非常に都合の悪いものであることも事実です。

 

だから、きっと、骨抜きにするような文言の修正などの圧力とかもすごいんじゃないかと、想像できてしまうんですよね。

 

会社でも、結局トップ(社長とか)が変わらない限り、下の人がいくら頑張ったって良くなりませんし、ましてや、官邸や官庁は・・・。

 

こうやって考えると、選挙ってホント大事ですねえ。

 

誰が、本物かを見極める眼がほしいです。

 


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