アラカン"BOKU"のITな日常

あれこれ興味をもって考えたことを書いてます

原爆・水爆などの核兵器と比較してみたら、原子力発電所は怖いものだなと改めて思ってしまった。

国連核兵器禁止条約が採択されました。

news.yahoo.co.jp

 

保有国は不参加、日本も不参加ということで、実効性に疑問があるとは言われてますが、一歩踏み出したということで良いことではないかと思います。

 

ただ、北朝鮮のような国があるかぎり、お互いに持ち合うことでしか抑止力が機能しないという論理が現実であることも事実でしょうね。

 

弱肉強食の世界ですし、人間がすべて善人ではありませんから。

 

それ(核)を持つことで強者の側に加わりたいと思うものがいて、自分が弱ったら食われる側になると危機感をもつ強者がいる限り、なくなるわけがないよなと、ちょっとため息です。 

 

そんなことを考えていると、ふと、素朴な疑問がうかびました。

 

原子力発電所って、日本中にあるよなあ。

 

何かあったときに相当な危険を秘めてるのは間違いないけど、核兵器とくらべてどうなんだろうということです。 

 

考えてみれば、不思議なことがあります。

 

広島・長崎には原子爆弾が落とされました。

 

その後、復興がすすんで、今は普通に人々が生活しています。

 

その過程で、土地の放射能汚染を除去するために、どういう方法を使ったのかなどについて、あらためて聞かれると、自分も周囲の人もまったく知りません。

 

なんで、こんな大事なことを知らないのでしょう。 

 

ひるがえって、福島原発の事故では原発周辺の土地が放射能汚染で何十年も影響が残るみたいな話題が消えませんよね。

 

原爆というのは「むき出しの原子炉」みたいなものだと聞いたことがあります。

 

そこから、原発がその爆発力を熱エネルギーに変えて発電しているのを、殺戮のために利用している違いがあるだけじゃないのかな・・と漠然と理解してました。

 

だから、広島や長崎が福島原発の周辺と同様に放射能の除染にはとんでもない苦労があったはずなのに、それを知らないのは恥ずかしいなと思えました。

 

それで調べてみました。

 

難しい言葉がたくさんでてくるのですが、要点をまとめると、こんな感じみたいです。

 

1.核爆発で人体に影響があるのはおおまかに以下の4つ。

 

2.核兵器は特に熱線と衝撃波と初期放射線の威力が凄まじく、広島に落とされたものでも爆心直下の場合、約3000度なんてとてつもない高熱で一瞬で蒸発死してしまったり、1KM圏内にいた人間は初期放射線で即死するくらいらしい。

 

3.反面、残留放射線は「7の法則」に従って累積線量が、7時間ごとに1/10ずつ急激に減衰するなど、土地が長期間汚染されて生き物が住めなくなる事態にはなりづらい。

 

4.核爆弾に搭載されたウランは広島型原爆で約800グラムに対して、原子力発電所では例えば100万キロワットの発電所で、年間に約1トンのウランを燃やしていて、その死の灰が溜まっているので、事故等があって放出されてしまうと、広島型原発の1000発、2000発分もの放射能物質がばらまかれてしまう恐れがある。

 

5.だから、長期的に環境を残留放射能で汚染してしまう危険は、原子力発電所の事故の方がはるかに大きいと思われる。

 

なるほど。

 

当初の疑問についてはわかりました。

 

でも・・かなり怖いですね。

 

原子力発電所が例えばテロ等で狙われて、メルトダウンなどを起こして最悪の結果を迎えれば、原爆・水爆を落とされるよりも、何千倍もの深刻な環境汚染を引き起こす・・ということですもんね。

 

原発を稼働させたら電力コストが下がると言われてますけど、このコスト計算にどこまでの安全対策がはいっているんですかね。

 

それこそ、軍の中枢施設なみのテロ対策・防衛体制が必要な場所に見えてきたのですけど、絶対、そんなことまで考えてコスト計算していないと思うし。

 

といって、今更あわてて原発ゼロとか言ったって、廃止するにも途方もないお金と時間がかかることは、福島原発が証明してます。

 

いや、えらいもん作ってしまったなあ。

 

後悔先に立たずってのは、こういうことを言うのだな・・。

 

今は、それしかないですね。

 

最後に、参照した資料の一部をリンクしときます。

www.gizmodo.jp

 

blog.livedoor.jp

 

原子爆弾の放射能汚染と、福島原発周辺地域の放射能汚染

 

総務省資料「国民の保護に関する基本指針

 


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