アラカン"BOKU"のITな日常

あれこれ興味をもって考えたことを書いてます

日本は有給消化率で世界28ケ国中最下位に転落!・・と言われても、実感が薄い理由。

毎年恒例の有給休暇取得状況の国際比較調査の2016年の結果を眺めてます。


エクスペディア・ジャパン(www.expedia.co.jp)が行ってます。

welove.expedia.co.jp


毎年、日本は韓国と最下位争いをしています。

 

どうやら、2016年は久しぶりに最下位に返り咲いたみたいです。

 

まあ、3%差なんて誤差みたいなものだし、ブービーでも最下位でも対して違わないんですけどね。

 

この調査の数字をみると、上位5カ国が100%で、日本と韓国を除いて一番下のインドで71%という数字になってます。

 

だから、日本と韓国の50%台は際立って低く見えます。

 

そこを強調して、もっと有給消化率をあげるべきだ・・的に、「取得率」ベースの議論がされてます。

 

日本人は働きすぎだとか、上位国同様に100%を目指すべきだとか。

 

だいたい、そんな論調ですね。

 

まあ、個人的にも有給休暇の消化率があがることについては良いことだと思います。

 

でも、「消化率」だけを見て全体を論じるのは違うんじゃないの?

 

という思いが消えません。

 

何故かというと、自分も有給消化率で言えば、だいたい全国平均くらい・・50%程度ですが、休みが足らない感があまりないからです。


むしろ、これ以上休むと、仕事の段取りが崩れて逆に平日がしんどくなるとか、残業しなきゃいけないとか、仕事のリズムが崩れるので、逆にしんどいな。


そんな感じのほうが強いです。

 

別に、自分はワーカホリックでも、仕事大好き人間でもないですよ。

 

休み明けの朝には、毎回一度は、「ああ、このまま寝てて、仕事行くのやめようかな」と思う普通のサラリーマンです。

 

じゃあ、なぜ、これ以上休むと逆にしんどいと思うかですが。

 

日本って他の国よりも祝日が多くて、意外に日数換算すると休んでるからだと思います。

 

例えば、2016年です。

 

2016年は土曜日に祝日が重なる日があまりなかったこともあって、土日の104日と祝日を足すと、休日数が年間121日ありました。

kidatti.livedoor.biz


これに、年末年始休暇(12月30日、31日、1月2日、3日)に、会社の創立記念日とか夏季休暇を足すと、8日間くらいあったので、有給消化以外の休日数は、129日です。


それに有給消化を50%消化したとすると、プラス10日なので、年139日休んでるわけです。


これは絶対少ない日数じゃないですよね。

 

年間日数の3分の1以上ありますから、ならすと、3日に1回以上休んでいる感じになります。

 

ちなみに、他の国はどうかというと、例えば香港です。

 

香港の有給消化率は100%なので、同率1位の上位5ケ国にはいってます。

 

祝日の数もほぼ同じで2日土曜日の被ったのを引けば、祝日が15日ですから、土日(104日)+祝日で年119日ですね。

www.hongkongnavi.com

 

ただ、もともと有給休暇日数が14日なので、100%足しても133日です。

 

これに会社独自の休みとかがあったとしても、日本で消化率50%の自分と変わらないか、少ない休日数になってます。

 

ね。上位5ケ国のひとつと休日日数で見ると変わらんのですよ。 

 

だから、有給消化率でなくて、休日数で見ていくと、意外に日本は上位になる可能性があります。

 

とりあえず、統計の数字は、その切り取り方と見せ方で印象が大きく変わるものなので、見るときは注意が必要だな・・と、再認識させてくれるパターンです。 

 

もちろん、この計算は完全週休2日制で、祝日は必ず休みという会社を前提に計算しています。

 

業種によって、祝日が休みでないとか、週休2日でないとか・・そんなことはない!という方もおられるとは思いますが、ざっくり見たら・・ということで、ご容赦ください。

 

とはいえ、2017年度は祝日と土曜日が割合重なります。

kidatti.livedoor.biz

 

2016年より4日少ないんですかね。

 

だから、きっとその分、有給をとるので、消化率はあがりますよ。

 

2017年度の消化率のランキングでは、ブービーに戻るんじゃないですか。(笑)

 

一応、予想ということで。

 


仕事のことカテゴリの前の記事

arakan-pgm-ai.hatenablog.com