アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うこと。

営業電話(テレアポ)が下手くそすぎて逆に新鮮だった話

営業の電話はよくかかってきます。

 

毎週末には1日2本くらい。

 

珍しいものではないです。

 

最近は、電話する側のスキルもあがってます。

 

総じて、声も明るく、好感のもてる話し方をして、話の受け答えも卒ソツなくこなして、とにかく電話を切らせないようにする。

 

そんな人ばっかりになってます。

 

ただ、みんなが上手になって、それが普通のレベルになってくると、慣れてしまいますし、それに対応した断り方のコツみたいなものがわかってきます。

 

そういう上手さが、以前みたいなアドバンテージにはなっていないんじゃないかとは思いますね。

 

実のところ、テレアポっていうか、電話営業は自分も仕事でやったことがあります。

 

見込み顧客獲得のために、テレスクリプトというシナリオみたいなものを作って、相手がこう聞いて時は、こちらのパターンで話す・・みたいな練習をして電話をかけまくっていくわけです。

 

まあ、個人相手ではなかったので、若干気楽でしたけどね。

 

だから、話し方を含めて、そういう訓練というか教育を受けたことがあって、ある程度は裏側を知ってるんですね。

 

自分がやってたのは、もう十年以上前ですけど、基本的なやり方って変わってないなと思います。

 

こう言ったら、こう返してくるだろうな・・とか、だいたい予測したら、当たりますもんね。

 

たまに新人さんみたいな人がかけてくると、受け答えにちょっとした間が開くことがあって、そういうときは、後ろで誰か指導役みたいなのがついているな・・という光景まで見えてきたりします。

 

集中してると、ボソボソっとした声が聞こえることもあります。

 

なので、しつこかったりすると、「後ろであんたに耳打ちしている人に、ネタバレしてるって言っといて」と切ったりします。

 

まあ、ちょっと意地悪なんですが・・。

 

ところが、この間、ちょっと驚いた電話がありました。 

 

営業の電話ではあるんですが、恐ろしく下手くそなんです。

 

まず、声と話し方。 

 

声だけ聞いていると、まんま、その筋の人です。

 

話し方も、ドラマなんかでよくある強迫電話を想像してもらえば、ほぼイメージできるような感じです。

 

ところが、その話の内容は「営業トーク」なんです。

 

想像してみてください。

 

ドスの聞いた声で脅すような口調で、中身は普通の営業トーク・・それも、たぶんテレスクリプトとかに書いてあることを棒読みしてるんですよ。

 

もう、頭がクラクラしました。 

 

この、営業電話の全てのセオリーを覆すような電話を聞きながら、一瞬、頭が真っ白になりました。

 

ただ・・ですねえ。

 

ちょっと落ち着くと思ったんですね。

 

下手すぎる!

 

ひょっとしたら、これは、とても誠実な人が電話してきてるんじゃないんだろうか?

 

ちょっと、真面目にきいてあげようかな・・と。

 

で、珍しく、ちゃんと話は聞きました。

 

聞いたんですけど、まったく説明が要領をえないので、最後まで何をしてほしくて電話してきたすらわかりません。

 

仕方なく、「ごめんなさいね。説明してもらって、アレだけど、うちは買わないですよ。」って言いました。

 

すると、まった食い下がらず、「ああ、そうですか。」だけ答えて、すぐ電話をむこうから切ったのです。

 

ボーゼンとしましたね。

 

まさか、こんなにあっさり電話を切ることは予測してなかったので。

 

そして思わず笑ってしまいました。 

 

それで、ふと、こんな考えが浮かびました。 

 

この人は実は誠実で不器用な人かもしれないから、話くらいは聞いてあげよう。

 

そう思わせるために、あえてやっている新しい手口なのかな? 

 

そう思っちゃいました。

 

でも、よく考えてみれば、そんなわけもないです。

 

あれで何かを購入する人がいるとは思えないので。

 

やっぱり、あまりにも電話営業にむかない人がやっていた・・というだけのことなんでしょう。

 

いやあ、でも、久しぶりに営業電話でドキドキしました。

 

下手でも、あれくらい突き抜けるとインパクトがあります。

 

思わず、「頑張れ」とエールを送りたくすらなりますね。

 


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