アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うこと。

AIによる「静かな冤罪」が生まれる可能性は無視できなくなってきた。

監視カメラの台数、増えましたよね。

 

今や、自分たちの行動は、監視カメラに常に撮影されています。

 

好むと好まざるにかかわらず・・です。 

 

 

街中にいる限り、監視カメラの眼からは逃れられません。

 

とはいえ。

 

今のところ嫌ではありません。

 

 

個人的には、もっと監視カメラの台数は増やしても良いと思っているくらいです。

 

理由は、今のところ、プラス要素の方が多いからです。

 

最近は、監視カメラの映像のおかげで犯人がつかまったり、行方不明の子供がみつかったり・・、自分が悪いことをするのでない限り、嫌がる要素ってないように思えます。

 

ただ、不安はあります。

 

これだけ、カメラの画像が蓄積されてくると、今度はそれをデータとして機械学習させて、いろんなことをさせようと考えるのは、当然の成り行きですから。

 

その利用のされ方によっては、困ることもでてくるかもしれないなというのは、常に頭の片隅にあります。

 

その中で、最近の記事で「おやっ」と思ったのは、これです。

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【インタビュー】AIカメラで万引きを防止するearth eyes(アースアイズ)! | カメチョ

 

なんで、注目したかというと、以下に引用した部分に自分が共感する部分があったのですが、一歩使い方を間違えると怖いなという危うさも同時に感じたからです。

 

被害者にとって見れば、犯人が捕まるかどうかは二の次で、第一には犯罪が起きないようにしてほしいのです。

不審な行動を取ってはいるものの、まだ犯罪には至らない状態ではそれを記録していた映像もその段階では何の役に立つことも無いデータのままですよね。

もちろんその映像を常時人間が見ていれば話は別ですが、なかなかそういうわけにはいきません。

そこで、「怪しい」、や「不審」などの特徴をAIのプログラムが判別できるようになれば非常に有意義なのではないか、と。

現在は万引き対策をメインとした機能をサービスとして提供していますが、将来的にはストーカー防止、高齢者の徘徊や事故防止、空き巣の対策などにも活用できると考えています。

 

犯罪がおきないようにする。

 

これはみんなが希望するけど、無理だとあきらめていることです。

 

例えば放火で家を燃やされた後で、犯人がつかまったからって元にはもどりませんからね・・これは、絶対の真理です。

 

犯罪予防のためにAIを活用するのは、とても良いことだと思います。

 

ただ、一方で、こういう試みは暴走する不安と背中あわせです。

 

買い物に行った時に顔を知らぬ間にスキャンされていて、ネットにある情報や過去のデータなんかと照らし合わされて、誤認識で知らない間に「犯罪者」として分類されてしまうとかですね。

 

どんなに技術が進んでもAIの判断に100%はありません。

 

学習させる人間がミスしたら、間違って学習してしまうのがAIです。

 

最近の風潮として、AIの判断の方を無条件に正しいと思ってしまう傾向が増えつつあるように感じるのも、不安要素ですね。

 

AIによる「静かな冤罪」。

 

やっぱり怖いです。

 

前例もないし、どっちに転ぶかはやってみないとわからないんですけど・・こういう不安と同居しながら暮らしていくのが、今風ということなんでしょうけどね。

 


機械学習その他の記事一覧はこちらです。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com