アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うこと。

時間外月300時間の労使協定!!勤務医が壊れるか医療現場が壊れるか?なんてマトモじゃない!

あきれて物も言えません。

 

時間外月300時間の労使協定って、何なのでしょう。

 

時間外が300時間ということは・・。

 

法定労働時間の上限が約171時間~177時間位だから、月間労働時間約470時間以上ってことですよね。

 

1日も休まず、31日間出勤したって、1日平均15時間以上の労働。

 

法定休日の4日休んで、27日間出勤なら、1日平均17時間以上の労働ですよ。

 

15時間以上の労働ってことは、朝7時から深夜の22時より遅くまで働いているわけですよ。

 

1日の休みなく。

 

17時間労働になったら、毎日午前7時から深夜の24時より遅くまで働いてるってことですよ。

 

通勤時間を考えたら、「いつ眠るんだよ!」って感じです。

 

国立循環器病研究センターってとんでもない職場だな

 

こんな馬鹿げた労使協定を結んでいたのは、国立循環器病研究センター です。

www.asahi.com


国立で、しかも病院なんですね。 

 

働いているのは、医者とか看護士でしょ。

 

疲れ果てた体で、患者を診てほしくないですよね。

 

もし、手術中に「ちょっとウトウトして、間違って血管切っちゃった・・」なんて殺されちゃったら、誰に責任とってもらってもうかばれません。

 

ほんと、とんでもない病院だなと思っていたら、もっとひどいのがありました。

mainichi.jp

 

こっちは実績です。

 

実際に月300時間の時間外労働をして、過労死した。

 

ふざけんなよ!

 

遺族の気持ちを思うと、胸が痛いです。

 

医療現場自体がスーパーブラックなんだ

 

ちょっと調べるだけで、いっぱいでてきます。

yomidr.yomiuri.co.jp

www.asahi.com

 

医療の現場って、とんでもないですね。

 

国立循環器病研究センターなんか氷山の一角にすぎなかったんです。

 

労働基準法があるのになんでこんなことができるのか

 

日本には労働基準法があります。

 

法律で時間外時間の上限を守らないといけないことになっているのは間違いないです。

 

その上限は、だいたい、1ヶ月の場合は45時間、1年の場合は360時間です。

 

これを守らないと労働基準法32条違反になるわけです。

 

でも、法律には抜け道が用意されてます。

 

特別条項ってやつです。

 

特別に忙しい時とかには、労使で36協定を結ぶさいに、特別条項を適用すれば、上記の上限時間を超えてもよいことになってます。

www.roukitaisaku.com

 

そして、この超えてもよい時間には上限が決まってません。

 

性善説なんですね。

 

それを逆手にとる非常識な輩がいると、こうなる。

 

そういうことです。 

 

こんな事をしているから医者の成り手がなくなるんだ

 

国立循環器センターの月300時間残業の労使協定の件で、こういうやりとりがあったそうです。

 

引用します。

この協定の公表後に「必要とあれば体力の限界まで協力するという意思表示だと思います。

医師団の崇高な決意を破壊するのがお望みなのでしょうか」という意見が寄せられたことを明らかにした。

松丸さんは「医療現場の考え方として、『あり』なのかもしれない」と理解を示しつつ、「今の医療現場は違法な長時間労働に支えられている。

勤務医が壊れるか、労基法が順守されれば医療が壊れるかもしれないという問題で、喫緊に取り組まないといけない」と話した。

 

医師団の崇高な決意!?

 

一見すると、美談に見えます。

 

だけど、「仕事のやりがいにすり替えて、非人道的な労働を強いる」のはブラック企業の典型的なやり口です。

 

こんな状態を知っていて、医療業界に就職したい人間が増えるわけがない!

 

こんなことをしてるから、医療業界は人手不足になる!

 

そんな悪循環になぜ気づかないんだと思います。

 

医者の命も、患者の命も重さは同じ。

 

医者だって、看護士だって、ベストパフォーマンスで患者を診てほしい。

 

医者だって、看護士だって、パフォーマンスを発揮するには体調管理が必要。

 

すべて当たり前のことです。

 

もっと、国家規模で医療現場の崩壊を防がないとだめですね。

 

みんなで病院に行く回数をへらすとか・・みたいなことまで含めて。

 

でないと、将来、ひどいことになりますよ。

 

間違いなく。

 


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