本記事は、2017/09/24時点のtensorflow1.xxベースのものです。
注意事項
1.5からのバージョンアップには注意が必要です。
1.6より上のバージョンだと、CPUによっては実行できなくなります。
使っているPCが古い場合は、1.5から上には当面あげない方が賢いです。
バージョンアップ手順
tensorflow on windowsのバージョンアップ確認とバージョンアップの手順を記録しつつ、環境をあたらしくします。
現環境は。
Windows10
Anaconda Python 3.5
です。
環境と現バージョンの確認
コマンドプロンプトか、anaconda prompt を起動します。
仮想環境を作っている場合は、activateで切り替えます。
自分はtensorflowという名前で仮想環境を作っているので、以下を入力して、tensorflow環境にします。
activate tensorflow
こんな感じの表示になったのを確認します。
ここでバージョン確認をします。
インストール済のバージョンを確かめるコマンドは以下です。
pip list
2018/6/20追記
> pipのvarsion9までは、pip list --format=legacy としてました。
> python -m pip install --upgrade pip で10.0.1にアップグレードしたら
> legacyをつけると警告がでるようになったので修正しました。
これでリストされる一覧から、tensorflowを探すわけですが、面倒な場合は、フィルタをします。
windowsの場合は、こうですね。
pip list | find "tensor"
2018/6/20追記
>1.8.0になると、"tensorflow”でフィルタをかけると、tensorboardが表示されません
>なので、tensor だけに変更してます。
自分の環境では、こうでした。
バージョンアップをします。
インストールの時のコマンドと同じです。
2018/6/20時点ではこうでした。
pip install --ignore-installed --upgrade tensorflow
ただ、変わっている可能性があるので、
Installing TensorFlow on Windows | TensorFlow
のサイトで、念のため最新のコマンドを確認するほうがいいです。
真ん中あたりの「Installing with Anaconda」のところを見ます。
上記を実行すると、以下のようにアップグレードが始まります。
しばらく・・3分位かな・・かかります。
以下のように、Successfully built ・・が表示され、インストールが終了すればOKです。
バージョン確認をします。
pip list | find "tensor"
Tensorflow on windows も他のディストリビューションとバージョンが揃ってます。
tensorflow-tensorboardは前のバージョンのまま残ってますが、しゃあないですね。
python側のバージョンアップをしたら、Tensorflow for java のバージョンもあわせてお
きます。
Mavenで組み込んでいるので、忘れずにバージョン書き換えとかないとね。
今回は1.8.0になったので。
<dependency>
<groupId>org.tensorflow</groupId>
<artifactId>tensorflow</artifactId>
<version>1.8.0</version>
</dependency>
よしよし。