アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うこと。

ロボットで代替できる人間はいりません・・って、上から目線で気分悪いな。

ロボットやAIに人間の仕事が奪われる。

 

そういう不安を煽るニュースを見る機会は確実に増えてます。

 

例えば、日経新聞のこれ。

www.nikkei.com

 

あと、これとか。

www.technologyreview.jp

 

そういうニュースには、明確なひとつの裏メッセージがあります。

 

ようするに。

 

ロボットで代替できるような仕事しかできない人間はいりません。

 

ということです。

 

なんか、気分悪いです。

 

上から目線で、ロボット様に仕事奪われて泣きたくなかったら、おまえらも頑張れよ・・って言われているみたいで。

 

いや、違うだろう。

 

そう思います。

 

そもそも、ロボット・人工知能と人間が仕事を奪い合って勝負するなんていう局面でとらえる話ではないはずなんです。

 

勝ちも負けもありません。

 

今までロボットや人工知能の能力が低くて役に立たないから、仕方なしに、人間がわざわざやってあげてた。

 

でも、ちょっと使えるようになってきたから、人間様の仕事を一部やらせてやってもいいよということになってる。

 

そういう感じですね。

 

捉え方としては。

 

確かにロボットや人工知能は、同じことを正確に繰り返すとか、予め答えのわかっているものに当てはめるとか・・そういうことについては人間よりかなり速く・正確にします。

 

でも、そうするためには、人間がちゃんと学習させてあげないといけません。

 

学習用データが不適切だったり、ノイズ(間違い等)が多かったりすると、まったく役に立たない可能性もいっぱいあります。

 

しかも、ロボットや人工知能は機械なので、設定をしたり、メンテナンスをしたり、世話をしてやる人間が必要です。

 

利用可能な状態になるように、新しいお客のところにセットしたりする人間もいります。

 

ロボットや人工知能だけで完結するサイクルはないんです。

 

だから、ロボットや人工知能の周囲には、人間の仕事が生まれます。

 

それだけではなくて、それらの新しい用途を考えて提案することを商売にできたり、それらについての知識が商売になったりする可能性もあります。

 

テレビとか見てると、家電うんちくタレントなんか、よく見ますよね。

 

あんな感じで、ロボットうんちく・人工知能うんちくがタレントのジャンルになる可能性も高いです。

 

そうなんですよ。

 

例えば、高齢者が増えたから介護の仕事が増えた・・、自動車が普及したから馬車や牛車がつかわれなくなった・・みたいなものです。

 

時代が変わっていくので、なくなる仕事もあるけど、生まれる仕事もある。

 

それだけのはずなんですよね。

 

あと、介護とか保育みたいな、現在だと労働環境が厳しくて人手不足が慢性化しているような職場に、負担を軽減するためのロボットや人工知能がはいりこんで環境が改善することで、働き手の条件が緩和されて労働力が増える可能性だってあるわけです。

 

そういう視点でみると、人工知能やロボットは、人間の完全なパートナーです。

 

悪くないですよね。

 

あまり悲観的になっても仕方ないなと思います。

 

ただ、ひとつ。

 

気をつけないといけないのは、優秀の基準が変わること。

 

例えば、高度成長期は自分で作業せず指示だけする仕事がなりたったけど、相手がロボットや人工知能に変わることで、自分の頭で考えたり、自分の手を動かせない人がしんどくなるのは確実だということ。

 

組織の中で管理しやすいという意味で、「良い子で優等生」な人材が高く評価されていたけど、ロボットや人工知能に何をさせるのかを考えられる「個性的で創造的」な人材が優遇される方向にシフトしていったりとか。

 

そういう変化は起きてきます。

 

間違いなくね。

 

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