アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

ついに公的債務が1300兆円目前!なのに、大騒ぎにならない不思議。

日本の公的債務がとうとう約1280兆円!

 

1300兆円の大台が見えてきました。

 

もう、金額でかすぎて、よくわかりません。

 

返済なんてできるんですかね?

 

普通に考えれば、絶望的です。

 

こちらのサイトによると、対GDP比で約239%です。

ecodb.net

 

日本の税収が、だいたい60兆円弱に対しての約1280兆円ですし。

www.mof.go.jp

 

家計に置き換えたら、年収600万円弱のサラリーマン家庭で、1億2000万円以上の借金かかえてるようなもんです。

 

家計がそんな状態なら、もう、青息吐息で、借金を返すために家族総出で働いて、切り詰めた生活をしないといけない状況になってるはずです。

 

でも、国は・・というか政府は・・それほど逼迫感ないですよね。

 

実際、プライマリバランスは赤字ですし、黒字にしなきゃいけないという声も、現安倍政権からは聞こえてきません。

 

さっきの家庭のたとえを続ければ、1億2000万円以上の借金抱えた家庭が、赤字でも気にせず、バンバンお金使って贅沢な暮らししてるっとことですもんね。

 

そう考えたら、単なるバカでしょ?

 

なのに、国がやったら、問題なし・・なんですか?

 

これが不思議でしょうがないのです。

 

莫大なお金をかけてオリンピックしたり、選挙にむけてのリップサービスなのか知りませんけど、教育の無償化みたいな、ある意味、さらに追加でお金をバラマくようなこと公約にしようとしたり。 

 

なんなんでしょうね?

 

自分たちがやってる間に破綻しなければ良いと考えて、とりあえず、目先の利益だけつまみ食いして先送りをしてるのかな?

 

考えたくもないのですが、そう考えないと辻褄があわないなと、ずっと思っていたわけです。

 

そんな折、日経新聞 面白い記事がありました

 

日本がかかえる公的債務を解消する方法についての考察です。

 

引用します。

国が多額の公的債務を解消する方法は、4つしかない。

成長、返済、デフォルト(債務不履行)、そしてインフレだ。

成長は論外だ。安倍晋三首相が何を言おうとも、人口が縮小しているうちは、日本は成長によって債務から抜け出すことはできない。

どれほど多くの貿易協定に調印しようとも、どれほど多くの改革を完了しようとも、無理だ。大規模な移民受け入れはすべてを一変させるが、債務比率でそのような根本的な社会的選択を決めるべきではない。

返済は成長と同じくらい難しい。

債務を返済するためには、医療や年金、国防への支出がどんどん増えるにもかかわらず、何年にもわたって財政黒字を出す必要がある。

そして国が黒字を出すためには、消費者、企業、あるいは外国人が財政黒字に相当する額の赤字を出す必要がある。

増税の見込みと不確かな年金給付を考えると、日本の家計が貯蓄を積極的に使い果たしていくとは考えにくい。

となると、デフォルトかインフレという2つの危機的結果が避けられないように思える。

だが、デフォルトは全く意味をなさない。

日本の債務のほぼすべてを、中央銀行と国内金融システムが保有しているからだ。もし債務を返済しなければ、政府はただ単に、銀行の資本増強を迫られるだけだ。自己に対してデフォルトすることになるわけだ

。インフレ率の上昇――日本が過去20年ほど達成できずにいる2%ないし2%強のインフレ目標――は、穏やかに債務を軽減することで、害になるどころか助けになる。

インフレ上昇への移行の過程で、日銀が制御を失い、物価急騰を許してしまうことは、あり得なくはない。

だが、政府には、いわゆる「インフレ税」を導入する動機がほとんどない。

日本は物価に敏感な年金生活者に満ちた資産保有国だ。

年金生活者の貯蓄を台無しにする以上に、政治的な自殺を遂げる早道はない。

 

いやあ、明快ですよね。

 

特に、興味をもったのは、「インフレが公的債務を減らす方法になりうる」というところです。

 

これは知らなかったですね。 

 

日銀が「インフレ目標」を掲げて、しゃかりきになっている裏の意味が、初めて、ちょっとわかった気がします。

 

でも、この記事だと、インフレ誘導も含めた4つの選択肢では、どれもありえない・・つまり、現実的には不可能だということになっていて、今、政府が公言しているような対策では、どこかで日本は破綻してしまうという悲しい結末しか待っていないようなのですね。

 

ただ、可能かも5番目の道があると。

 

それが「公的債務を解消せずに、共生していく」方法です。

 

その方法のポイントは3つ。

  • 短期金利を引き下げる。(今やマイナス金利です)
  • 高齢者向けの支出を容赦なく削減する。
  • 大幅な増税をする。

 

そうすれば、金融危機をさけつつ、借金と共生していけるかもしれないということなんですね。

 

悩ましいですねえ。

 

金融危機がおきて、IMFみたいなところの管理下になるような状況は最悪なので、さけなければならない。

 

でも、そうするためには、自分たちのもらう年金が「容赦なく減額」されるのを受け入れないといけない。

 

しかも、もらう額が減るのに、税金は大幅にあげられる(消費税15%とか20%とかも将来的あるんじゃないかなあ・・って思う)わけでしょ。

 

ああ、なんかうざいですねえ。

 

でも、自分たちの子供や孫の世代に回るツケを減らすためには、仕方ないのかな・・なんて庶民としては諦めざるをえないのかな・・ということになってしまうわけです。

 

たぶん、安倍政権や自民党・・いや、他の野党とかも、政治家の人たちは、案外、腹の底でこのストーリーを知ってて、隠してるんじゃないかと思いますね。

 

だって、破綻させずにソフトランディングするには、他の方法なさそうですもんね。

 

でも、政治家の人たちから、そういう話でないですよね。

 

言った者が選挙に不利になる話だからかな?

 

もし、これ以上公的な支出(バラマキ)を増やしたら、ますますどこかで税金をさらにあげるか、年金をさらに減らすか、医療費などの負担率をあげるか・・みたいな道しか待っていないと知りつつ、目先の票のために、教育無償化みたいなバラマキを公約しようとしているんだったら・・。

 

ちょっと、問題ですよね。

 

あ、なんか、腹が立ってきた。ヽ(`Д´)ノプンプン

 


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