アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

命がけで仕事するという言葉は安易に使ってほしくないなと、自分がイラっとしている理由

最近、ニュースとか見てて、命がけで・・という言葉が妙に耳につきます。 

俳優さんが「命がけで演技する」とか、歌手の人が「命がけで歌う」とかですね。 

最近だと、橋幸夫さんの発言も話題になってました。

togetter.com

 まあ、言葉をどう使うかは自由ですけど。

なんか、ひっかかる自分がいます。

 

「命がけ」みたいな言葉は、あまり安易に使ってほしくないな

 

自由ではあるんです。

だけど「命がけ」みたいな強い言葉は、安易に使ってほしくないかな。

個人的には思います。 

理由は単純です。

例えば。

消防士とか警察官とか自衛隊とか山岳救助隊とか。 

文字とおり、命を落とすかもしれないリスクに身をさらしながらでも、やらねばならない仕事をしている人たちがいるからです。 

自分が知る限りですが、こういう職業の方たちが「命がけで」と、ことさら語るのを聞いたことはありません。

たぶん、自分の仕事のことを「一歩間違うと命の危険がある仕事ではあるが、絶対に自分が命を落としてはいけない仕事である」とわかっているからだと思ってます。

だって、例えば救助に向かった人が命を落とすということは、要救助者も道連れになるとか、そういう事態を招きかねないわけですから。

もちろん。 

命がけでという言葉を使う人の気持ちもわかります。 

要するに、仕事を真剣に一生懸命やっている!ということを言いたいんでしょう。

それぐらいの覚悟を持ってやっているぞ・・と。 

それはとても大切なことです。 

自分も、仕事はいい加減にやるべきではない!と思ってますから、同感です。

 でも、「一生懸命に真剣にする」ことと「命がけ」というのは同じ意味ではない。

個人的にはそう思うのですね。

 

命がけにならないようにするのがプロの仕事だと思うから

 

仕事をしてお金をもらっている以上、みんな「プロ」です。 

プロだから、真剣かつ一生懸命に仕事に取り組むのは当たり前。 

それは、大前提なのです。

そして「真剣かつ一生懸命」には結果責任も含まれてます。

ということは・・ですよ。

命なんかかけたらダメだと思うのです。

命がけにならないように、セルフコントロールするのも「真剣かつ一生懸命」の中に含まれるべきなのです。

つまり。

自分の体調管理も仕事の責任範囲に含まれているということです。 

自分の能力が最大限発揮できるように自己管理する。

プロとして当然のことだと思います。 

野球選手やサッカー選手が、大事な試合の前に夜遊びをしたり不摂生な生活をして体調をくずして、満足なパフォーマンスを発揮できなかったら、どうでしょう?

間違いなく「プロ失格!」と言われますよね。 

サラリーマンでも同じことです。 

自分の体調を良い状態に保つために健康に気をつけ、睡眠時間を確保する。 

これも大事な仕事です。 

同時に。

家族に対しては、体調を良い状態にたもつ努力をする責任もあるわけです。

 

意思の弱さを悪ぶってごまかしているだけにしか見えない

 

なのに。

そこがわかっていないな。

そう思える人をよく見かけます。 

見るからに体調悪そうなのに、仕事をひとりでかかえて長時間労働しているとか。 

無理に徹夜して、満足に働かない頭で仕事を続けるとか。

仕事を理由に、暴飲暴食・睡眠不測の不摂生な生活をし続けているとか。

個人的は、それが「真剣に一生懸命にやる」こととは、どうしても思えません。  

申し訳ないですが。 

仕事に失礼です。

だって。 

そういう無理をして、倒れたり過労死したりしたら・・。 

結局、仕事は完遂できません。

それどころか。

周囲で見ていた人も傷つくし、親を泣かせるし、家族にもこれ以上ない位の悲しみと迷惑をかけるんです。

それを忘れないでもらいたいです。 

自分のことだから放っといてくれなんて言う人もいますけど。

病気になっても、死んだとしても。

誰かに必ず迷惑をかけるのが人間なんです。

だから。

真剣に覚悟を持って、体調管理をきちんとして、最大のパフォーマンスを出し続ける努力をする。

例えば、イチロー選手みたいに。

そういう意識にシフトすべきだと、思うわけなのです。