アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

田原総一朗さんのコラムを見て、改めて戦争はしたくないと思ったこと

日経ビジネス田原総一朗さんのコラムを愛読してます。

 

政治に関する知識と見識が半端ないですからね。

 

毎回、刺激もうけますし、勉強にもなります。

 

それでも、その記事を直接とりあげたり、派生させてブログを書いたりっていうのは、してこないように気をつけてました。

 

自分なりのポリシーってやつですが。

 

でも、今回だけその禁を破ります。

 

それほど、ショックを受けたので。

 

記事そのものは、こちらです。

business.nikkeibp.co.jp

 

日経新聞読者でないと、全文読めないかもしれませんが、ご容赦くださいね。

 

とりあえず、"BOKU"が知らなくて、ショックを受けたポイントを書いていきます。

 

まず、ここです。

例えば、日米地位協定というものがある。1983年12月に外務省が作成した高級官僚向けの極秘マニュアル「日米地位協定の考え方 増補版」には、次のような箇所があるという。

・アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。

・日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。

繰り返すが、これは83年の話だ。敗戦後の占領下時代(ポツダム宣言を受託した1945年からサンフランシスコ講和条約が発効した52年まで)の話ではない。もちろん、今もその内容は全く変わっていない。

 

まるで、植民地のような対米従属関係が、極秘裏には存在しているらしいということにまずショックをうけました。

 

そして、ここですね。

一方で日本は、その憲法を盾にして、米国の戦争に巻き込まれないようにしてきた。

 例えば、佐藤栄作内閣の時にベトナム戦争があった。米国は日本に「自衛隊を派遣し、ベトナムで一緒に戦おう」と要求してきた。

日本は米国の従属だから、「NO」とは言えない。

 そこで佐藤内閣は、「もちろん一緒にベトナムで戦いたい。しかし、米国が難しい憲法を押しつけたから、行くことができない」と答えた。

憲法9条を盾に、米国の戦争に巻き込まれるのをうまく回避したというわけだ。

 小泉純一郎内閣の時には、イラク戦争が始まった。

フランスやドイツは、「イラク戦争反対」を唱えたが、小泉氏は米国を支持した。

ブッシュ米大統領(当時)は喜び、「一緒にイラクで戦おうじゃないか」と日本に要求してきた。

 すると小泉氏は、「もちろん行く。しかし、米国が押しつけた難しい憲法によって、日本は水汲み作業しかできない」と言った。

こうして自衛隊は、イラク南部のサマーワに派遣されて、給水活動や医療支援活動を行った。

 日本は押し付けられた憲法を盾に使って、米国の戦争に巻き込まれないようにしてきたのだ。

 

改憲論議で、よく「米国に押し付けられた憲法」ということが言われてますが、その「米国に押し付けられた憲法」という事実があったから、日本が米国の戦争に巻き込まれるのを防ぐ盾になりえたという事実は衝撃的です。

 

じゃあ、それを変えて「日本人の手による憲法」にして、かつ、自衛隊を軍隊として認めてしまったら・・米国の戦争に巻き込まれる盾を失ってしまう。

 

そういうことですものね。

 

これはエライことです。

 

自分は自衛隊の方々を尊敬しています。

 

各被災地における救助活動等における真摯で人としての礼節をもった行動には、本当に頭が下がりますし、日本が世界に誇れるものだとも思ってます。

 

だから、そんな人達に米国の戦争に協力するなんて理由だけで、「人殺し」なんかさせたくない。

 

絶対に。

 

そう思うのです。

 

そして、そう思いつつ、最後のこのあたりを読むと・・・。

そもそも安倍首相は、なぜ憲法改正をしたいのか。

 僕は昨年9月、安倍首相と会った時に、こんなことを言われた。「大きな声では言えないが、実は、憲法改正をする必要がなくなった」。

何故かと聞くと、「(安全保障関連法が施行されて)集団的自衛権を行使できるようになったので、米国は何も言ってこなくなったからだ」と言った。

 対米的には、改憲の必要性はなくなった。

つまり、今、安倍首相が憲法改正をする理由としては、「憲法改正をした総理大臣」という名を残したいだけなのだろう。

 

頭がクラクラしました。

 

コメントする気力も失せますね。

 

再掲しますが、あとの内容はぜひ、このコラムを読んで下さい。

business.nikkeibp.co.jp

 

きっと、この言葉が胸にしみると思います。

おそらくは、与野党も、マスメディアも、政府も、どうしたらいいのか分からないのだろう。

だから、この問題は「なかった」ことにしている。

 「難しいことは、なかったことにする」。

日本は長い間、難しい問題はこのように対処してきた。

 

はあ・・・。

 

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