アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

ゆとり世代とかゆとり教育とか・・ネガティブに使われるのが納得いかない!

ゆとり・・って大事だな。

 

最近つくづくそう思うことが増えました。

 

自分は「ゆとり」という言葉は、ポジティブだと思ってます。

 

仕事での、普段の生活でも「ゆとり」を持ってないとうまくいきません。

 

最近、よく耳にする危険運転や事故なども、結局、気持ちに「ゆとり」がないことから派生するんじゃないかとも思いますしね。

 

だから、「ゆとり」という言葉がネガティブに使われるのは、面白くありません。

 

だから、「ゆとり世代」や「ゆとり教育」という言葉を、各メディアがネガティブワードっぽく使うのも、嫌な感じです。

 

まあ、なにかしらの理由があって使っているんでしょうけど。

 

でも、個人的には、最初に構想を聞いた時には理念自体は悪くないと思いましたし、今でもそれは変わりません。

 

うまくやっていれば、ひとつの教育におけるイノベーションになっていたかもしれないと思うときもあります。

 

結果的に失敗の評価が定着しているみたいですけど、それは方向性や理念の問題ではなくて、単に具体的な指導要領を作る側の問題であったり、教育現場での対応のまずさなど、実現方法の問題だったと思うんですよね。

 

ちょっと、コトバンクから引用してみますね。

無理のない学習環境で子供たちがみずから学び考える力の育成を目指した教育。

暗記中心の知識の詰め込み教育や過度の受験競争が,いじめ,不登校,少年非行を誘発しているとの批判をうけ,偏差値重視の教育を廃止してゆとりのある教育に転換し,生きる力を育成しようという趣旨のもと実施された。

教科にとらわれない「総合的な学習の時間」の新設,絶対評価(→相対評価)の導入のほか,学校週 5日制を完全実施,土曜日の授業時数が減り,各教科の学習内容は一律に 3割程度削られた。

 

やっぱり、見直しても、方向性は間違ってないと思います。

 

だって、ひどかったですもの。

 

導入前の詰め込み教育って。

 

とにかく覚えろ・・覚えろ・・でね。

 

大学の入学試験が人生のゴールみたいに、それにしか役にたたない枝葉のことを詰め込まれてて、いったい、こんな硬直して偏った教育を受けている子らが大人になったらどうなるんだろうと心配でした。

 

社会にでたら、答えのない問題に対して、自分で考えないと仕事できないですから。

 

まあ、実際のところ、今の日本でイノベーションが生まれないと言われているのは、この詰め込み型の学校教育のせいもあると、個人的には思ってますからね。

 

だから、もう少し余裕をもたせて、自分で考える力を育もうというのは、先々のことを考えたら絶対必要なことでした。

 

でもね。

 

理念はよかったんですが、やり方を間違えました。

 

そもそも、大学の入試制度の見直しがセットでないと意味がなかったんです。

 

詰め込み型をひきずる暗記記憶中心の問題でふるい落とす大学の入試制度が残っている限り、「ゆとりをもたせる=単なる学力低下」って話になるのは当たり前です。

 

そこの根本的な見直しとセットで導入すべきでしたが、自分が知る限り、そちらは放置されたように思えます。

 

やったという判子を残さないといけない役人が、とりあえず、難しい部分をさけて、自分らだけでどうとでもなる事だけやりやがったな・・。

 

言葉は悪いですが、当時は、そう思ってました。

 

だって、難しいことはなかったことにする・・が得意ですからね。

 

しかも、方向性の間違い方が最悪でした。

 

有名な「円周率を3.14ではなくて、3で計算しても良い」の話なんか、当時ニュースで見たときにブラックジョークか今で言うフェイクニュースだと思いましたもん。

 

当時の文部科学省のQ&Aでは「そういう意味ではない」的なことが書かれてますが、そういう風に誤解される指導要領を出した時点で負けですね。

 

本来、「ゆとり教育」でなされるべきだったのは、余裕のある時間を使って、円周率をただ覚えるんじゃなくて、自分で何桁まで計算できるかやってみるなど原理原則を理解できるような授業だったと思ってます。

 

原理原則をとことん考えて理解する経験のない人間に、イノベーションにつながるような発想ができるはずありませんから。

 

たぶん、教育現場の末端では、そういう授業を試みた先生もいたはずです。

 

それでも、肝心の入試制度がね・・、そういう本当の意味での学問をしている子供を逆にふるいおとすようなやり方で行われていたのでは台無しです。

 

結局、そもそも詰め込み教育しか受けてない人達が指導要領を考えてしまったということが、すべてのつまづきの始まりだったのかもしれませんね。

 

とりあえず、そんなこんなで、日本の教育界におけるイノベーションとなるかもしれなかった種は潰されました。

 

だけど。

 

自分には、そのことが「ゆとり世代」などと、「ゆとり教育」を受けてきた世代の人たちが悪く言われている理由になると思えません。

 

実際に周囲にもいますけどね。

 

優秀だと思う人もいれば、そうでない人もいる。

 

他の世代と変わりません。

 

でも、それまでの慣習や職場の空気みたいなものにとらわれず「自分の頭で考えて行動しているように見える」時はありますね。

 

だから、イノベーションを起こす可能性という観点で見れば、詰め込み教育で受験テクニックばかり覚えさせられた世代よりは、期待できるかもしれないですよ。

 

まあ、最終的には個人の資質ですけどね。

 

とにかく。

 

個人的には、メディアの発信するイメージに洗脳されて、「ゆとり教育」や「ゆとり世代」を理由もなくディスっている人の方が、よほどヤバく見えてます(笑)。

 

ほんとに自分の頭で考えて言ってますか?

 

そう聞きたくなるときもあります。

 

まあ、不必要に揉め事おこす趣味はないので、言いませんけど(笑)

 

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