アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

AIが普及期にはいってきたから、いよいよ中高年の出番です

日経新聞の記事で、こういうのがありました。

www.nikkei.com

 ちょっと引用します。

企業はAIに強い関心を抱いている。

顧客企業からガートナーに寄せられたAI関連の問い合わせ件数は2015~17年の間に4倍に増えた。

人工知能」という言葉は、16年1月には検索ワードの上位100位にも入っていなかったが、1年後には11位に躍進し、17年5月には7位になった。

これはデジタル事業戦略の一環として、AIの活用方法を理解することに強い関心がある証拠だ。

 なるほど、なるほど。 

この関心の高まりは実感とも一致してます。

 

通常の企業でも実用段階にはいりつつある?

 

通常の企業でも実用段階にはいりつつあると思える記述もあります。

パッケージ化されたAIの解決策を購入するか、アプリケーションに搭載済みのAI機能を使う方がよいと答えた企業が半数近くに達した点だ。

これは不思議ではない。

エンドユーザーの企業はビジネス問題の解決手段としてAIを活用しようとしているのであり、AIのテクノロジー自体を買うのが目的ではないからだ。

 そうなんです。 

実現したいことがある。 

それを実現する方法のひとつとしてAIがある。 

こういう順番が本来なんです。 

ところが、ちょっと前までは違いました。 

AIの話になると、「何か、よくわからないけど、すごそう」的に漠然とした感じでとらえている人が多かったんです。 

つまり、人工知能を能力以上に過大評価してたわけですね。 

しかも、AIの技術論とか大学や企業の研究室レベルの話題を完全に理解できる人間以外には使えないみたいなハードルの高さも、まだありましたし。 

だから、一部の天才的な人たちと先進企業の事例を見て、「すごいなあ」と感心する以上のことを、普通の企業がするのは、まだ難しいのかなあ。 

そう思ってました。 

でも、AIを他のシステムと同様に、必要な機能を選択して利用できればよく、ある程度はブラックボックスでもかまわない。 

そう考える企業が増えてきたし、使えるソリューションも増えてきた。 

学習済のAIモデルや、AIを内蔵したサービスがパッケージ化されて提供されるようになってるんですね。

www.itmedia.co.jp

 

いよいよ、AIも次の段階

 

本当の意味での実用段階にはいる「普及時期」にはいってきた感じがしますね。 

これからは、企業に必要な人材の質も変わってきます。 

AIに関する基礎的な知識と公開されているパッケージやAIを内蔵したサービスを評価して、自社の課題にマッチングすることができる人が求められます。 

AIのブラックボックス部分を完全に理解するよりも、何ができるか・何に使えるかにポイントをおいて考えられる人ですね。 

たぶん、今はほとんどいません。 

研究者レベルではなくても、AIを使うだけでも基礎的な原理の知識は必要ですからね。 

ある程度の深さで業務に関する知識とか経験をもっていて、かつ、AIパッケージやサービスを使えるスキルが含まれている人・・。 

これだけでも育成は容易ではないでしょう。 

でも、これから絶対必要になるスキルだから、やる方は挑戦しがいがありますよね。

 

いよいよ中高年の出番では?

 

加えて、面白いなと思っていることがあります。 

これに関して言えば若い人より、ある程度の経験を積んだ年齢の高い人の方が有利じゃないかと思えることです。 

たぶん、真逆の2つのルートがあるんです。 

ひとつは、大学でAIの勉強をしてきた人が、実務の経験をつんでいくパターン。 

もうひとつは、実務の経験をつんだ人間が、AIの勉強をするパターンです。 

自分としては、これからは後者の実務の経験を積んだ人間がAIの勉強をして、アイディアを出す方が主流になってくるような気がしてます。 

だって、実際のIT開発の現場でも、コンピュータ専門学校卒業の人間がすぐにバリバリと業務を覚えて中心人物になってるか?というと、そうでもない現実がありますから。 

それと同じで、前者で期待通りに活躍できる人も限られるんじゃないかと。 

そうなると、単純な話、AIのスキルは今すべての年代でゼロスタートがほとんどですから、若くても、ベテランでも同じです。 

ただ、若い人は業務知識やスキル・経験も、これから身につける必要がありますけど、ベテランはそこが必要ありません。 

ものすごい有利だと思いませんか。  

正直、豊富に実務の経験と知識をもった50代以降の人たちこそ、AIの実践的なスキルを勉強する気力を持てれば、人材の宝庫になりえる可能性を持ってるんじゃないか・・などと思ったりするわけです。 

もちろん、ベテランの人たちが思い込みで「AIみたいな難しいこと、自分では無理」なんて、やりもしないで諦めてしまわないようにすれば・・ですけど。  

それが実現できれば、一度ピークを越えた中高年層が、もう一度「AI実践活用人材」としての山を作れるんじゃないか・・と。  

まあ・・。

実際のところ。 

自分がそう思い込みたいという願望95%くらいの話ではありますけど(笑)。 

でも大間違いじゃないような気はしてます。 

うん。