アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

自由の意味を取り違えると、今の中国の中ですら「いたましい」と言われる

自分は中国人の方と何回も仕事をしたことがあります。

 

同じチームのメンバーとして、一緒にやったこともあります。

 

考え方のベースが違うのは間違いないです。

 

例えば、「ずるさ=賢さ」と捉える彼ら・彼女らと、どうしても「ずるさ=卑怯」と捉える典型的日本人である自分とのギャップとか。

 

なので、ぶつかることも、イライラさせられることもあったのですけれど。

 

正直言って、一緒に仕事をした中国人の方にたいして、悪い印象はありません。

 

だって、日本人同士でも全く同じ考えの人はいませんし、本気で仕事するならぶつかりますし、イライラすることもあります。

 

だから、許容範囲でした。

 

でも、思わず顔をしかめてしまうような行動を取る人がいるのも事実

 

なので、街なかでみかける、思い切り顔をしかめてしまうような行動をとる中国語を話す人達・・を見ると、なんなんだろうと思います。

 

ところ構わず馬鹿でかい声で話していたり、地面につばをはいたり、他人の敷地に勝手にはいりこもうとしたり、もう好き勝手やってます。

 

この間も、列車が到着したときに、いきなり横入りしようとした家族連れがいたので、思わず顔を睨んだら、中国語が返ってきて、またか・・とガックリしました。

 

メディアで面白おかしく流されている「とんでもなく迷惑な行動をとる中国人」の映像を見ながら、「いや、仕事でいっしょした人たちは、こんなじゃなかったよ」と庇護するコメントをしてきた自分としては、その都度、混乱してしまいます。

 

自分が仕事を通じて知っている中国人と、この「トンデモない人達」は、本当に同じ国の人なんだろうか?

 

そう思ってしまうくらいです。。

 

自由の意味を取り違えて教えられてしまった年代というのがあったらしい

 

そんな感じだったので、この記事の内容がすごく腑に落ちました。(会員でないと記事をすべて閲覧できないかもしれませんが・・)

business.nikkeibp.co.jp

 

少し長いですが、引用します。

彼は私よりも2つ年上の今年54歳だから、文革が終わった76年には中学1年生だった。中国有数の名門、上海復旦大学を卒業したエリートである。

その彼が、日本旅行から帰ってきたばかりだといって話してくれたのは「自由」の話だった。

「日本もシンガポールも旅行で行ったけど、中国がやっぱりいいよ。だって自由だもんな」と言うのだ。

自由とは、言葉が不自由だったからつまらなかったという意味かと思ったが、しかしシンガポールなら中国語が通じるはず。

すると彼は、「違う違う。日本は町も電車の中もレストランもどこもかしこも静かじゃないか。

大声でしゃべると冷たい目で見られるだろ。

それにシンガポールも日本も、道路にツバを吐いたらイヤな顔をされる。

シンガポールはゴミを捨てたら罰金だぜ。

その点、上海はツバは吐き放題、ゴミは捨て放題、大声でしゃべってもだれも文句を言わない。中国はまったく自由さ」

自由には責任が伴うものだとか、自由は不自由なものだとか言うような、自由についての議論をここでするのはやめておく。

ここでは、中国の文革世代は、「自由」を「好き勝手に振る舞うこと」と捉えているようだということ、そして、この世代が踊る様を、若い世代が「いたたまれない」という思いで見ており、そこから「尬舞」という言葉が生まれたようだということを、ひとまず覚えておいてほしい。  

 

なるほど!です。

 

自分が見かけた「トンデモなく迷惑な行動をとる中国人」は、言われてみれば、年齢的には50代から70代くらいが多かった気がします。

 

対して、仕事を一緒にしたのは、確かにそれより若い世代です。

 

自分に置き換えてみると、まさしく「いたたまれない」気分になる

 

自分に置き換えて考えてみました。

 

自分の父・母世代の日本人が同じような「トンデモない行動」をよその国でしていて、世界中でその映像が面白おかしく流されている想像をしてみたわけです。

 

考えただけでも恥ずかしい。

 

それを注意しても、「自由とは好き勝手にすることだ。何が悪い。」と開き直られたとしたら、かなり暗澹たる気分になります。

 

思わず、世界に向かってごめんなさいと叫びたいような、情けない気持ちになるだろうなと思います。

 

ひょっとして、今の中国の自由の意味を勘違いしていない人たちって、そんな気分になっているのかもしれないな。

 

そう思うと、ちょっとだけ見方が変わってきますね。

 

とにかく、自分らも子供世代に恥ずかしく思われないような生き方だけはしておかないとな・・と、思い返すきっかけにはなります。 

 

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