アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

日本のビジネスパーソンはITスキルが低いのではなくて、謙虚なのだ

こんな記事を読みました。

www.msn.com

 

日本のビジネスパーソン、ITスキルが先進国で最も低い! 

そんなわけないだろ!

どういうこと? 

どういう調べ方したんだよ・・と思い、元になっているというガートナージャパンのプレスリリースを見てみました。

f:id:arakan_no_boku:20180314213359j:plain

 

内容を見てみると、ちょっとニュアンスが違います。

日本は業務用途のデジタル・テクノロジのスキルに関する自己評価が最低点

 調査方法はというと、「ビジネス・ワーカーを対象として、ワークプレースに関する実態調査をWebアンケートで実施」だそうです。 

なるほど。 

自己申告ですか・・。 

それならわかります。

 

だって日本人は謙虚なんですから

 

日本人と外国人の決定的な違い。

それは謙虚さです。

同じ10の能力を持っているとしたら、日本人は自分の能力を「7か8」位で自己申告しますが、外国人(米国人とか)なら「20か30」くらいで自己申告してきます。

実際に経験しました。

外資系の会社で中途採用者の採用担当をやっていたときです。 

書類選考をしてました。 

日本人の応募者にまじって、外国人の応募者も当然あったのですね。 

数十名もの応募があって、一応、それらに全部目を通します。 

日本人の場合、氏名とか生年月日とか学歴とかみたいな客観情報があって、ページの一番下に自己アピールを書くフォーマットがまあ普通です。 

でも、英語の応募書類だと、いきなり自己アピールです。 

それも、「俺は募集している仕事のエキスパートで、驚くほど優秀だ。もし、俺を採用しかったら、ものすごい損失になるぞ!」みたいな勢いで書いてあります。 

ひとりだけなら、「すごい奴がいるな」で終わるんですが、数名の応募者すべてが皆そんな調子でした。 

正直、日本人の応募書類は、何となくみんな似通っていて、当たり障りのない内容ばかりなので、あまりおもしろくはなく、続けて読むと飽きてきます。 

だから面白かったのですけど・・、やっぱ、国民性の違いを感じます。 

だから、自己評価でアンケートをとれば、こういう結果になるのは当たり前であって、そのことがITスキルレベルの低さを表すとは思えません。 

だって、日本人は謙虚なんですもの。

 少なくとも、採用応募書類の自己アピール欄を見た感覚から言えば、自己申告のアンケートで日本人だと中程度とするのが妥当と思うレベルの人が、平気で「熟練」とか「エキスパート」を申告してても全然驚きません。 

申告の基準が違うのだから、そのアンケート結果が実際のITスキルレベルの優劣をあらわすものであるはずがない。

正直。 

冒頭のニュースみたいに「日本のビジネスパーソン、ITスキルが先進国で最も低い!」なんて煽り方はやめてほしいですね。 

ほんとに・・。