アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

プライバシーを捨てるか、便利を捨てるか?それが問題だな。

世の中、便利になりました。

スマホ1台持ってれば、道案内もしてくれるし、近所のお店も教えてくれる。

ネット店舗で何でも購入できる。

でも、個人的には「えたいのしれない不安」を感じることのほうが多くなってきてるのも事実なんですね。

自分だけかもしれませんけど。

 

えたいの知れない不安の原因

常に誰かに監視されているようで気持ちが悪い。

そんなことを感じてるわけです。

でも、今更、ネットにつながらない所で生きてはいけず、実際、自分は1日の大半の時間ネットに繋がって生きてます。

仕事でも、プライベートでも。

だから。

ああ、今もどこかでトラッキングされてんだろうな・・とか、思ってます。

仕事柄、ハッキングの手口の知識もある程度知ってますのでね。

落ち着かないことこのうえないです。

相反する以下の2つを両方とも手にいれるのは無理なのでしょうか。

  • ネット上でもプライバシーが守られた不可視の存在になりたい。
  • ネット上で提供される便利さは甘受したい。

便利さを求めれば、プライバシーは毀損され、不可視の存在から遠くなっていく。

それは仕方ないにしても、できるだけ自分の理想に近いところに落としどころをつけられないのかなあ・・ということに興味がわいてきます。

 

不可視の存在になんて、そもそもなれるのか?

そんなことを考えてたら、本屋でうってつけの本を見つけました。

ケビン・ミトニックがネット上で不可視の存在になる方法について書いた本です。

さっそく買って読んでみました。 

伝説のハッカーが教える 超監視社会で身をまもる方法

伝説のハッカーが教える 超監視社会で身をまもる方法

 

ケビン・ミトニック

自分らの年代のコンピュータ好きには伝説の名前です。

なんせ、「世界一のダークサイドハッカー」だった人ですから。

the01.jp

攻撃側だった人間が「超監視社会で身を守る」と書いてるんだから、ちょっと期待はしてました。

実際、「不可視の存在」になるためのノウハウはいっぱい書かれてました。

でも、現実的にできるか?

個人的には「無理!」かな・・。

こうすれば自分の身を隠すことができるのか・・ということは、なんとなくわかりましたが、普段の生活の中でやるには「超オーバースペック」なんですよね。

自分は、中国に住んでいるわけではないし。

エドワード・ジョセフ・スノーデンみたいに、米国から追われているわけでもない。

とりあえず、自分がエドワード・ジョセフ・スノーデンみたいな状況になった時に思い出せばいいかなということで、実践はお預けにしときます。 

 

ある程度、プライバシーが侵害されている前提で生きていくしかないか

自分の結論としては。

逆転の発想で生きるしかないかな・・です。

つまり、こういう前提で生きるわけです。

  • メールは誰かに読まれているのが普通だ。
  • 自分がどんなサイトを見ているか?とか、そんな商品を購入したか?とか、ネット上のすべての行動は、だれかに記録されているのが普通だ。
  • ネットに書き込んだ個人情報はほぼ流出するだろうと考えるのが普通だ。
  • 携帯電話やスマホを持っている限り、自分の身元どころか、今どこにいるのかまでバレてしまうのが普通だ。
  • 電話番号や氏名など断片的な情報だけで身元を突き止める仕事は数万円でひきうける探偵社なんていっぱいあるのが普通だ。

身も蓋もないです。

でも、事実です。

現実として受け入れないとしょうがない。

 その前提でとりうる行動指針はこんな感じですね。

  • 情報を利用されて困る情報はネットにはださない。
  • オンラインバンキングなんかもってのほか。絶対使わない。
  • クレジットカードの利用控えは捨てないで、都度利用明細との突合せをする。
  • GPSはOFFにしておく。(緊急時のみ利用する)
  • スマホでの買い物はしない(フリーWIFIなんてもっての他)

まあ。

うまい話(度を越えた便利さ)には裏があるという点では、ネット空間も現実の世界も、同じということです。

欲をかいたり、必要以上の便利をもとめると、どっかで裏切られてひどい目にあう。

だから、ほどほどにして、欲をかかない。

多少、不便なくらいで丁度良い。

そういう考え方が健全だと。

思うわけです。