"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

元気な老人が働いて、働けない老人を支える「生涯現役時代」は、もう始まってる

元気な年寄りが、自分より元気のない年寄りを支える社会は嫌だけど、しょうがないなと思ってる自分もいます。

今回は、そんなことをテーマに色々妄想してみようかなと思ってます。

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生涯現役時代

 

もう年齢で区切ること自体が意味がないような気がしてます。

実際、同じ年齢でも個人差が激しいので。

別に高齢者じゃなくても、病気やケガで社会的弱者になってしまった人に対しては、生活保護など様々な支援もあり、それは健康で元気に働いている人たちの税金で賄われているわけです。

だと考えれば・・。

高齢者と呼ばれる年齢であっても、健康で元気である限りは働いて、病気やケガなどで介護が必要になった高齢者を支える側にまわるような社会ってのも、アリかもしれないなと思うわけです。

それが「生涯現役時代」やつなのかな・・という感じで。

 

昭和の時代の戯言

 

 

そもそも、なんで身体も頭も元気なのに、年齢で区別されないといけないのか?

そう考えたら、昭和の時代にいまだにひきづられているんだなと気づくわけです。

若い時には我慢して、真面目に働きなさい、定年まで我慢したら、退職金と年金で悠々自適の生活が送れるんだから。 

好きな趣味に没頭したり、人生を楽しむのは定年後の楽しみにとっておきなさい。 

そんなことを言われて、自分らは育ったわけです。

今にして考えれば、ずるい大人の戯言以外の何物でもありません。

こんな言葉に騙された自分に腹はたちますけど、当時は、そういう時代でしたからね。

しょうがないです。

 

現実を見ようぜ・・ということ

 

昭和の時代の戯言は忘れて、社会の現実を見るしかないかな。

そう考えざるをえません。

正直。

少子高齢化は、もうどうしょうもなくて、今の年金制度のままなら、支えてもらう人数と支える側の人数がどんどん接近してしまうのもどうしようもないです。 

厚生労働省この資料を見ても、2055年になったら、人口の4割が65歳以上です。 

年金を支える人の割合も、今の基準でいけば1:1.2位。 

もうマンツーマンの肩車状態ですよ。

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普通に考えても、65歳以上の高齢者の中で元気な人は支える側にまわってもらって、なんとか騎馬戦型程度には戻さないと制度自体がもたない。 

そんなこと、誰が考えてもわかります。

 

少子高齢化自体は悪いことじゃない

 

それに、少子高齢化自体は悪いことではないです。

高齢者が長生きできるようになったということですから。

子どもが少なくなったというのも、女性の人生の選択肢が増えたという意味もあるわけです。

自分の子どものころですら、「子どもが生めない」みたいな理不尽な理由で悪く言われていたり、あからさまな女性蔑視的な言葉が大人の会話の中にでてくるのを聞くことがよくありました。

それにひきづられて子ども同士ですら「女のくせに」とか「男のくせに」みたいな、性別によるステロタイプ差別みたいな言動をするものも結構いました。

そのころから不思議だったんですよね。

同じ人間だから、同じように仕事したり、同じように人生を楽しむ権利はある。

だから、結婚して子供をつくるという以外の人生を選ぶ女性がいたって、別におかしくないじゃないか・・・って。

今、やっとそういう時代が訪れようとしていて、その結果としての少子化だとしたら、これはむしと喜ぶべきことのはずですから。

 

 

政治家もいい加減本当のことを話さないと駄目!

 

 結局。

誰が考えたって見えている未来を、小手先のごまかしで隠そうとして、対策を先送りにしてきた政治家と官僚の罪が、目に見える問題としてでてきただけだと思うんです。  

だから、今やらないといけないのは、政治家と官僚が本当のことを言うことです。

社会福祉問題を解決する画期的な方法がないのなら、それを認め、今の年金制度の前提がそもそも間違っていたので、そこはごめんなさいと誤る。

そのうえで、

高齢者の方、申し訳ありませんが、もっと働いて、社会保険料を支払ってください。 

いや、社会保険料・・ではありません。 

年金がないと暮らせない人たちに支払いお金を工面するための税金だと思って払い続けてください。 

元気で自分で仕事して稼げる間は引き続き支える側にまわってもらわないと、国がもたないのです。 

定年性は廃止します。 

採用時の年齢制限も禁止します。 

高齢者が働くにあたって障壁となる部分はすべてなくします。 

いよいよ働けなくなったら、支えられる側にまわってもらえるようにもしますから。 

だから、元気な間は年金は受給しないで、働いて税金と社会保険料を収めてください。 

お願いします。 

 ・・てな感じで。

 

政治家や官僚に期待するだけ無理だけど

 

もちろん。

それは妄想です。

夢物語だということはわかってます。

だって、仮に、今の自民党と政権が一念発起して、そういう本当のことを言ったとしても、それに対する反発を利用して「年金制度を今のまま維持して、少子高齢化にも対応します」なんて夢物語みたいな公約を掲げて、選挙に当選しようとする輩が必ずでてきます。

そして、たぶん、そういう人たちが得票をあつめて当選して・・で、結局は無理なんだけど正直に言ったら公約違反になるから、小手先で胡麻化して時間稼ぎをする・・みたいなことがおきるだけだと思うからです。

なので。

今のまま、ずるずる行って、まずい状況を隠蔽しまくって、どこかで隠しきれなくなった途端に、年金が突然支払われなくなる・・とか、極端に金額が減って生活できない高齢者が続出するとか。 

そういう形で社会問題化して誰かが犠牲にならないと変わらない。

そんな気がします。

それは、最悪なんですけど・・可能性は高いです。 

だから、とにかく健康だけは維持して、かつ、80歳でも90歳でも働けるかぎりは働きつづける「生涯現役」を目指す覚悟を決めて、家族だけでも守らないとな・・と思う、今日このごろです。