アラカン"BOKU"のITな日常

文系システムエンジニアの”BOKU”が勉強したこと、経験したこと、日々思うことを書いてます。

叱るのは難しい。正しく叱るための四つのポイント。さらに、叱るテクニック以上に重要なこととか。

叱らないことが優しさだと勘違いしている人はいます。

親でもそうですし。

会社でもそうですし。

でも、それが正しくないことは、現実が証明してくれてます。

叱るべきところで叱らずに甘やかされて育った子どもは「クソ野郎」になります。

同様に甘やかされた社員は「クソ社員」になります。

 

叱るというのは、重要なスキルである

 

叱るのは難しいです。 

体力もいりますし。

気力もいります。

叱るタイミングも必要ですし、叱り方によって効果のあるなしも変わります。

経験上。

絶対に抑えておくべきポイントというのはあります。

大きく分けて、四つあります。

  • 問題があった時にはすぐ叱ること。
  • 叱る時にはマンツーマンになって叱ること。
  • 叱るのは行為に対してだけで、人格攻撃はしないこと。
  • 叱る基準をぶらさないこと。

 

問題があった時にはすぐ叱ること

とにかく、問題に気づいたら、できるだけ時間をあけずに叱る。

これはとても重要です。

叱られている行為についての記憶が新しければ新しいほど、効果はあります。

人間は20分後には42%忘れる・・動物らしいです。

24時間後には74%忘れる エビングハウスの忘却曲線 | 

叱られるような行為を忘れないように復習しているわけはなく、おそらく、叱られるネタなど、その42%に含まれている場合がほとんどでしょう。

そしたら。

叱る時って、できるだけ短時間で効果的に伝える必要があるのですが、時間をあけると、何について言っているのかの説明の時間が必要になったりします。

これでは、テンポよくいかないです。

 

叱る時にはマンツーマンになって叱ること

 

褒める時はみんなの前でほめる。

叱る時は二人きりで叱る。

相手のプライドを必要以上に刺激して、反抗心をあおるのは得策じゃないですから。

自分でもそうです。

みんなの前で怒鳴りつけられたりすると、その行為を反省する気持ちより、「ムカつく」という気持ちが勝ってしまいます。

逆に気の弱い人だと、行為を反省する以上に、みんなの前で叱責されたことに必要以上に傷ついてしまいます。

どちらにしても、逆効果しかありません。

 

叱るのは行為に対してだけで、人格攻撃はしないこと

 

これも当たり前です。

罪を憎んで人を憎まず。

これが叱る時の基本です。

というか。

たとえば、「おまえの頭が悪いからだ」とか「育ちが悪いからだ」みたいな人格攻撃はどんな時でもNGなので・・論外なんですけど。

 

叱る基準をぶらさないこと

 

これも当たり前。

同じことをしても、ある時は叱らないで、ある時は叱る。

こういうことをすると、叱る効果がなくなります。

実際、自分が怒られた経験を思い出してもですね。

そういう風に基準がぶれる上司に対しては「機嫌が悪い時に、うっぷん晴らしに怒ってるんだろう」って思ってました(笑)

そう思い出すと、自分の行為の反省なんかしません。

つまり、叱る効果もまったくない・・というわけです。

 

叱るスキル以前に相手に対する愛情は必要ですが

 

上記で四つのポイントはあげました。

でも、これはしょせんテクニックの話。

本質は、もっと違うところにあると思います。

実際。 

叱るはの難しい。

でも、うまくやっている人たちは、世の中にはたくさんいます。 

例えば。

厳しく叱るのに何故か嫌われない上司の方とか。 

できていればこそでしょうし。 

きちんと子供の躾ができているお母さんとかも、そうですね。  

これらの人たちは「スキルが高い」というんじゃないですね。

相手に対する愛情です。

激しく怒っているのに、なんか愛情を感じる人。

自分のために怒っていなくて、子供のためにあえて叱っている。 

その気持の違いです。

 

本当に優しいからこそ叱れるのだ

 

逆説的ですが、愛情があるからこそ、しっかり叱れるのです。

本当に優しい人は、相手のためにしっかり叱れる人。 

冒頭にも書きましたが、叱らない人=優しい人ではありません。

ここは絶対、間違わないでほしいです。 

たぶん、その人は、「叱らない」ではなく、「叱れない」のです。 

なぜ、叱れないのか・・。

それは気持ちが逃げてるからです。 

今、相手に厳しいことをいうことで、自分にかかるストレスを避けてるだけです。

つまり。

優しいんじゃなくて、心が弱くて、実は冷たい。 

自分のことしか考えていない。 

極論すれば、そうなります。

ああ、嫌ですね。

そうならないようにしなくっちゃ。

 

もっと最悪なやつはいるけど 

 

最後にもっと最悪なケースを書きます。

それは自分の都合で感情のままに怒ることです。 

何故、これが最悪かというと、何も生まずに、ただ、人間関係を壊すからです。 

怒る側が感情にまかせて、負の感情(憎しみとか・・)をぶつけているだけだと、怒られた側にも不快感とか、憎しみとかを負の感情しか残しません。 

とにかく、怒ると叱るは違います。 

どんなことがあっても、そこは間違えたくないですね。