"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

組織を進化させるため、人を入れ替えて無理やり変化をおこさせる

 

組織を進化させようと思ったら、今いる人に教育して変革を即すのではなく、人をばっさり入れ替えるのが効率的なんだというのに、自分がそうされて初めて気づいた・・という話です。

f:id:arakan_no_boku:20190227194533j:plain

 

 

みんなに依存されてる感が勘違いさせる

 

当時を思い出すと、赤面するくらい恥ずかしいのですけど、みんなが自分に依存しているように思えて、思い上がってた時がありました。 

みんなが自分の意見を求めてきたんですよね。 

休みの日にも、電話かけてきて、「どうしたらよいですか」と頼られたりしたり、面と向かって、「いてもらわないと困る」と言われたりすると。

これは・・勘違いしますねえ。  

口では迷惑そうに言うんですけどね。

実際は「自分がやらなきゃ」とホントに思いこんでしまって・・・大変でした。

休みもソコソコに、長時間働いてました。 

口を開けば、「しんどい!」とか「やってられない!」とか「いい加減にしてほしいよな。会社も」などと愚痴を言いながら、実は、そういう忙しい自分に、ちょっと酔ってる自分もいるわけで。 

微妙な状態でしたね。

でも、確実に「この組織は自分が中心だ」という意識はありました。

 

自分のいなくなる時は「さらっ」とやってきます

 

でも、自分が転勤でいなくなる時はきます。

みんなが、「いなくなったら不安です・・。」とか「会社はバカですよ・・異動させるなんて・・。」とか言ってくれます。 

自分も思い上がってますから。

きっと自分がいなくなったら、組織がガタガタになって会社は後悔するんじゃないかなんて、思ったりもします。

このへんは気分が良いのですね。

わりあい。

それで、送別会でそのような異動を立案するなんてバカだよな・・なんて、毒づきながら、意気揚々と転勤していくわけです。

 

ところが、組織はまわっていく

 

ところが・・。

自分がいなくなって、その組織の仕事が全然まわらなくなったか? 

といえば、完全にNOです。 

外から見てると、何の問題もなく仕事はまわってます。

みんな、忙しそうにはしてますけど、困っているようにはみえません。

別に数字も落ちてませんし。  

それどころか。

1年・2年たって改めて見てみると、自分がいたときより、良くなっているところもあるみたい。

なんか・・うれしいような・・悔しいような。

微妙です。

さらに、冷静に見ると、良くなっているところって、自分がいたら、こういうやり方はしなかっただろうなと思う方法でで改善されていたりもするのですね。

このへんで、自分が思い上がってたことに気づきました(笑)

  

人の入れ替わりが多様性になって進歩を生むのだな

 

異動前に「自分がいないと・・」なんて考えてたのが、恥ずかしい思い込みだったってことに気づくと同時に、感心もしたのですね。

なるほどね。

人事異動で人を入れ替るのは、そういう効果もあるんだ・・と。 

うまく回っている組織の中心を入れ替えることで、ガタガタになるリスクをおかすなんてバカな考えだと非難してたのですが、同じ人がずっとやっているのがベストなのは、「今までのやり方を踏襲している間だけ」なんですね。

安定はしているけど、良くも悪くも大きな進化は望めない。 

でも、社会も状況もどんどん変わっていきます。

現状維持では退化と同じです。 

だから、仕事も自分たちのやり方も変化していかないといけない。 

自分たちでも意識して変化させようとはするのですけど、自分で自分を変えるのは、すごい難しい。 

成功体験があればなおさら・・、それに引きづられてしまいます。

だから。

中心になっている人間をはずして、人を入れ替えることで、無理やり変化をおこさせて、その結果として、時代にあった形で進化をさせていく。

こういうことが必要になるんですね。

組織を進化させるため、人を入れ替えて無理やり変化をおこさせる・・か。 

うーーん。

人事って奥が深いな。

あらためて、そう思いますね。