"BOKU"のITな日常

62歳・文系システムエンジニアの”BOKU”は日々勉強を楽しんでます

命がけで仕事するという言葉を安易に使ってほしくないと思う理由

最近、ニュースとか見てて、命がけで・・という言葉を聞くたびに自分はちょっとイラっとします。

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命がけという言葉をよく聞きますが・・

 

テレビとか見ていると「命がけ」って言葉を頻繁に耳にします。

たとえば。

俳優さんが「命がけで演技する」とか。

歌手の人が「命がけで歌う」とか。

 

意図はわかります。

  • 仕事を真剣に一生懸命やっている!ということ
  • 覚悟を持ってやっているということ

それを伝えるために「命がけ」という言葉を使いたくなる気持ちもわかります。

 でも。

自分は嫌だな・・と思ってしまいます。

一生懸命にすることと「命がけ」を同じ意味で使ってほしくありません。

できれば「命がけ」みたいな言葉は、安易に使ってほしくありません。

それが本音です。

 

本当に命がけの仕事をしている人は言わない

 

世の中には、本当に「命がけ」の仕事をしている人たちがいます。

例えば。

消防士とか警察官とか自衛隊とか山岳救助隊とか。

仕事自体に、命を落とすかもしれないリスクがある仕事です。

これらの仕事は物理的に「命がけ」です。 

でも。

自分が知る限り・・でしかありませんが。

こういう職業の方たちが「命がけで」と、ことさら語るのを聞いたことがありません。

その理由は、

一歩間違うと命の危険がある仕事ではある。

でも、絶対に自分が命を落としてはいけない仕事でもある。

そう認識しているからだと、ある人から教えてもらったとき、自分にはは衝撃でした。

でも、当然なのですね。

救助に向かった人が命を落とすと、要救助者も道連れになる可能性がありますから。

そういう当たり前のことすら、自分にはわかっていなかった。

そんな反省もふまえて印象に残ってます。

 

命がけにならないようにするのがプロの仕事なのですね

 

どんな仕事であれ。

仕事をしてお金をもらっている以上「プロ」です。 

プロである以上、真剣かつ一生懸命に仕事に取り組むのは当然です。 

そして「真剣かつ一生懸命」には結果責任も含まれてます。

それは。

前にあげた「物理的に命がけにならざるをえない仕事」をしている人達が「命がけで仕事してはいけない」理由も、つきつめれば「結果責任」を果たすためであるように・・すべての仕事に共通する部分です。

ということは。

真剣かつ一生懸命の中には「自分がベストなパフォーマンスを発揮できる体調や精神状態を整える」ということも含まれるべきで、命がけ・・なんてトンデモない。

むしろ。

自分の体調を良い状態に保つために健康に気をつけ、睡眠時間を確保する。 

これが一番大切な仕事であり、「プロの仕事の基本」なんじゃないか。

そう思えるわけなんです。 

考えてみれば。

自分の応援するスポーツ選手が、大事な試合の前に夜遊びをしたり不摂生な生活をして体調をくずして、満足なパフォーマンスを発揮できなかったら、どうでしょう?

間違いなく「プロ失格!」と怒ります。 

それはサラリーマンでも同じことです。 

とすれば。

むしろ、命がけにならないようにするのが「プロの仕事」じゃないのか。

そんなことを考えているものですから、「命がけ」みたいな言葉は、安易に使ってほしくないと、ついつい思ってしまうわけなのです。

うん。