人にはいろいろタイプがいます。
ひとりが好きな人もいる。
大勢でいるほうが好きな人もいる。
たぶん、1万人いれば1万通りのパターンがあるくらいに。
だから。
友達が沢山いる方がエライなんてこともないし、少ないからダメってこともない。
なのに、世間では「友達が多い人」の方を持ち上げる風潮が、まだ、あります。
自分なんかも、会社にいても一人でご飯をたべたり、本を読んだり、ネットの情報を見てたりしてることが多いのですが、別に人が嫌いなわけではないです。
読書でもネットでも文章を読むのが好きで、昼休憩はそれができる貴重な時間だから、同僚との会話より優先したいと考えてるだけです。
なのに、たまに、「ひとりで可哀そう・・」とか「変わってる」とかネガティブにとらえる人がいるので困ります。
そう。
自分は「ひとりの時間」の方が大切な人です。
誰もいない山の中でひとりとか、そんなレベルではなく、例えば・・。
周囲に人がいて、テレビをみたり、電話したり、パソコンでウインドウショッピングしたり、ご飯の用意してたり・・普通にざわざわしている。
そんな気配を感じながら、部屋の隅のほうで、本を読んだりとか、ひとりで集中してなんかをやってる。
そんな「ひとりの時間」が自分は好きです。
しゃべらない時間・・て言ってもいいですね。
まあ。
かなり、ゆるーい「ひとり」ではありますけれど、自分にとっては、とても居心地のよい空間であり時間なのです。
名越博文さんがこんな記事を書かれてます。
特に「そう!そう!それなんだよ」と思った部分を引用します。
ちゃんと一人になれる人だけが、他人に優しくなれる人なんです。
つまり群れの中でもより自由にパフォーマンスできる。
だから、群れの中にいるんだけど頭ひとつだけぴょこんと上に出してクリアにクールに生きよう、というのが自戒も含めて提示していきたい。
「ひとりぼっちはいいよ」「ひとりでも楽に生きられるよ」とかそういうことじゃないんです。
「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略であり、すべての人が「ひとりぼっち」にならないといけない。
明確ですねえ。
ひとりでいることが好きだって別におかしくはないし、大勢でワイワイするのを楽しく感じられなくても、それもそういうタイプだってことだけで、おかしいことではない。
そう思わせてくれる、この文章にもっと若い時に出会いたかったななどと、思う今日この頃です。