"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

ソニーのニューラルネットワークコンソールのクラウド版を試しに使ってみる/使い方21

ニューラルネットワークコンソール(Neural Network Console)に、インストールしなくても使えるクラウド版ができました。 

dl.sony.com

基本、有償サービスですが、以下の無料枠があるので、お試しはできます。

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実行環境はCPUのみ。

学習・評価実行時間は10時間まで。

ワークスペース要領 10GB

プロジェクト数 10個

・・・

うーん。

ほんとに「お試し」ですね。

まあ、とりあえず試してみましょう。 

 

まずはサインアップから

 

まず、ここからスタートですね。

dl.sony.com

 

このページの「今すぐはじめる」ボタンをクリックします。 

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最初は「新しいアカウントの作成」です。 

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アカウントの作成は、メールアドレスとパスワードと生年月日くらいの入力でOKなので、特に悩むところはありません。 

登録して、本人確認のメールで確認ボタンおしたらOKです。 

ログイン後に表示される初期画面はこんな感じです。

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サンプルプロジェクトをそのまま実行はできません

 

プロジェクトタブを開いてみると、サンプルプロジェクトの一覧があります。

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名前だけ見てると、Windows版にあるサンプルプロジェクトと同じみたいです。 

ただ、Windows版だとクリックすると、サンプルプロジェクトが開くのですが、クラウド版だと以下のようなダイアログがでてきます。

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なるほど・・、「このサンプルプロジェクトから新しいプロジェクトを作成することができます」ということは、サンプルを単純に開いて実行するのはNGで、それをベースに新しいプロジェクトを作ってからでないと駄目だよ・・ということですね。 

適当に、サンプルプロジェクトにMyをつけてOKします。 

そうすると一覧に追加されて、チェックボックスが表示されます。 

チェックボックスが付いたプロジェクトには、編集・ダウンロード・削除のアイコンが表示されます。

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一度保存したらプロジェクトが実行可能になります

 

プロジェクトを開くのは、名前のクリックです。 

鉛筆アイコンは「名前変更」、下向き矢印はプロジェクトのダウンロードです。 

名前をクリックして開くと、おなじみの画面になりました。

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ここからの使い方は、Windows版とほぼ同じです。 

なので、特に書きません。 

この記事を初めて見る方は、別途Windows版の使い方を書いている記事を参照してくださいね。

support.dl.sony.com

 

とりあえず学習

 

学習してみます。

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LeNetのサンプルプロジェクトをそのまま使いました。

60000件のMNISTデータをLeNetで10epoch分学習させて、かかった時間は、約9分30秒~11分の間位でした。 

学習の速度自体は、昔持ってた自分のPCのWindows版で実行するよりは速いです。

同じ条件で学習に約30分20秒くらいかかりましたから。

でも、最近買った新しいPCのWindows版の時間よりは遅いです(笑)

やっぱり、Web版なので画面更新はもっさりした感じになります。

結果画面は、ほぼ同じような感じです。

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評価もやってみる

 

評価もやってみます。 

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このボタンは「TRAINING」タブにあります。

EVALUATIONタブに切り替えてもボタンはありません。

このへんが、ちょっと、わかりづらいなと思いますけどね。

のですが、学習が終わると「Evaluate」にチェックがついて、「Run」ボタンを押すようになってます。

さて。

10000件のMNISTデータです。

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以前のβ版の時は、評価に、9分42秒?!もかかったのですが、今回は1分位で終わりました。

感覚的にはWindows版と変わりません。

 

学習済パラメータをWindowsで推論できるのか?

 

ニューラルネットワークコンソールクラウドで学習済のプロジェクトは、ダウンロードできるみたいです。

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このボタンを押すと、sdcprjファイルを保存するダイアログが表示されます。

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なるほど・・。 

ここまでの情報から考えて、こういうことなんだろうなと推測してみます。 

まず、こちらのサイトには「クラウド上で学習した結果は、ダウンロードしてNeural Network Librariesで実行できます。」って書いてあります。

dl.sony.com

 

これは、ニューラルネットワークコンソールクラウドで設計したニューラルネットワークモデルと学習済パラメータを保存したプロジェクト(nnpファイル)を使って、任意のプラットフォームで実行できますよという意味だと思います。 

 

nnabla_cli.exe

 

NNabla(Neural Network Libraries)には、nnabla_cli.exeってツールがあります。 

ニューラルネットワークコンソールの学習・評価の時に裏で動いているcli.pyと同じような働きをします。 

使い方はこちらの記事で説明しています。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com

とりあえず、こんな感じですかね。

 

2018/10/27追記

クラウド版の画面がβ版とだいぶ変わってたので、直近の画面イメージに張り替えました。

>β版の時と違っている部分については、消してリライトしています。