"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

政府が景気が良いとか悪いとか判断している方法と基準を調べた

今日は「政府が好景気だという割に、それを実感できていない人が沢山いるように見える理由はなんだろう」と考えてみた話です。

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今は好景気?

 

好景気らしいです。 

www.huffingtonpost.jp

でも、全く実感はないです。 

別に給料があがるわけでも、生活が思い切り楽になるわけでもない。

老後破産の不安が軽減しているわけでもないしねえ・・。

テレビとかを見てると、ごく一部の人で高級時計とか、ブランドバッグとか何十万・何百万のお金を払っている人が結構いるんだなあ・・とは思うけど、それが好景気なの?って感じだし。

好景気って、何なんでしょうね。

そもそも、どうなったら好景気で、どうなったら不景気だっていう基準がよくわからないです。

 

好景気だと判断する基準

 

ということで。 

政府が「好景気」かそうでないかの判断を、何をもってやっているのか?

調べてみました。

どうやら。 

政府の「好景気」とは、「景気動向指数」というものを見て判断しているようです。 

日本経済新聞の朝刊から引用するとこんな感じ。

内閣府が同日発表した9月の景気動向指数(CI、2010年=100)の基調判断を11カ月連続で据え置き、景気回復が9月で58カ月間に達した。

 添付されていた図はこちらです。

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景気動向指数(CI)

 

景気動向指数(CI)ってのが判断基準になってます。 

内閣府の資料にCIについて説明している部分があったので、引用します。

CIは、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的としている。

一般的に、CI一致指数が上昇している時は景気の拡張局面、低下している時は後退局面であり、CI一致指数の動きと景気の転換点は概ね一致する。

CI一致指数の変化の大きさから、景気の拡張又は後退のテンポを読み取る。

~ 中略 ~

毎月の統計表には、足下の基調の変化をつかみやすい3か月後方移動平均と、 足下の基調の変化が定着しつつあることを確認する7か月後方移動平均をあわせて掲載している。

景気の基調をみる上では、経済活動の拡張(又は後退)がある程度の期間、持続しているか、 またある程度の大きさで変化しているかが重要である。

 なるほど。 

何らかの基準にもとづいて、CIを計算し、それが上昇局面にあって、かつ、継続していると経済の基調として「回復期」等の景気拡張局面と見る。 

逆に下降局面が継続すると経済の基調が「不景気」等の 景気後退局面と見る。 

それだけのことなんですね。 

 

景気動向指数(CI)の計算方法は?

 

そのCIの計算方法もこちらに書いてあります。

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まあ、結構難しい計算をしてるみたいですが。 

 

実感に響く部分は影響しないのかよ!

 

失業率が下がってて(雇用がよく)、企業の業績が回復していて、かつ、株価が高い・・というあたりがプラスに働いて、好景気という局面を作っている。 

逆に、賃金があがらないとか、老後も含めた先行き不安感があるとかみたいな実感に響く部分はほぼ計算に影響しないか影響が少ない。 

まあ、そういうことみたいです。

つまり。

一部の層に好景気で得られるリターンが集中していて、その他大勢にまわらない。

そんな状況でも好景気だと判断される。

そういう指標だということです。

そして、たぶん今がそういう状況。

だから、政府の言う「好景気」と、庶民に属する自分らの体感している景気の感覚と違うのは当たり前なのかな。 

そう得心はしました。 

 

気分の問題も大きいかな

 

あとは、たぶん、気分的な問題です。 

今の「好景気」って未来に対するワクワク感がないんです。

好景気>お金持ちになれる>生活が豊かで幸せになる・・みたいな。

それどころか、未来に「ツケ」を回して、表面だけとりつくろっているような。

そういう不安感が消えません。 

実際。

少子高齢化に伴う社会保障費の膨張と国の債務の拡大なんかの問題だけみても、単に先送りされるだけで、解決の方向に行ってませんし。

だから、自分があと10年・20年歳をとったときにどうなっているのか。

全然良いイメージができません。 

だから「好景気」だといわれてもねえ。

気分的に浮かれる気分にならないのですよ。

こうなってしまった原因はだれにあるのか?

政治家ですか?

それもあるでしょうけど、たぶん、自分を含む国民みんなの責任なんでしょうね。

どうしようもないなあ。

 

2019/2/4追記:計算の元になる統計までごまかされてた?

 

最近、大きな問題になっている統計の不正。

blogos.com

上記の計算式を考えると、この不正の結果って景気動向の判断に影響してますよね。

ただでさえ、庶民の実感に影響する部分と離れて計算されているのに、その元になる統計数値まで信用ならないって。

うーーん。

自分ら国民は、なんかうまいこと騙されてんのかなあ・・なんて、気にすらなってきますねえ。