"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

アルファ碁ゼロ:凄いと思うより、怖くなってきたのは自分だけ?

グーグルのアルファ碁がまた進化を遂げたみたいです。

www.natureasia.com

 

過去のアルファ碁と対戦して無敗! 

もう、人の及ぶところではなくなってますね。 

まさしく、碁の世界で「絶対神」が生まれてしまった。 

そんな感じがします。

 

自己学習能力を備えてしまったみたいですね

 

記事を読んだ時、背筋がこおりました。 

アルファ碁ゼロは、人が準備した教師データに頼らず、基本的なルールだけを教えられた状態から自己学習を繰り返して成長したというのです。 

まさに、人間の学習能力のエミュレート。 

そして、その手法は色々な分野に展開されていくらしいです。

www.nikkei.com

 

様々な分野で、人工知能が自己学習で成長するようになって、各分野でアルファ碁ゼロみたいに、人間の能力をはるかに凌駕する能力を持つようになったとしたら。 

想像するだけで、恐ろしい。 

そう思ったからです。

 

人工知能の限界は安心感にもつながっていたのに

 

自分も人工知能を少し勉強しています。 

実際に実装して動かしてみることもあります。 

そうすると、人工知能というより、人工無能に近いことがわかります。 

人が適切な教師データを用意しないと、なかなか識別精度はあがりませんしね。 

学習したデータの範囲を逸脱した「創造」はできません。 

そもそも、考えていませんからね。 

クイズに正解するとか、音声に応答して会話するとか。 

一見、知能っぽく見えますが、人間みたいに言葉の意味を理解して考えて答えているわけではありません。 

あくまで学習結果で更新したパラメータにもとづき、入力データを計算し、もっとも一致確率が高いものを選択して返しているだけです。 

それがわかっていたので、シンギュラリティとか騒がれていても、どこか安心してました。 

それなのに。

 

自己学習能力を持った人工知能を人間は止められるのか

 

まあ、まだ端緒です。 

アルファ碁ゼロだって、まだ完全に人の手を離れた自己学習能力を得ているわけではありません。 

でも、後数年のうちに、手にいれさせてしまうでしょうね。 

ディープマインドが。 

そうして、自己学習能力を備えた人工知能が、どんどん色んなところに入り込むようになる。 

ビジネスにも、家庭にも。 

人工知能によって便利な暮らしができている。 

けれど、人間には何がどうなっているのかわからない。 

そんな状態になった時、もし、人工知能が暴走したら。 

人を滅ぼすとか、人を支配するという方向に学習の矛先をむけたとしたら。 

ああ、リアルターミネータの世界が待ってます。 

ひょっとしたら、それが自分や自分の子供が生きている間にやってくるかもしれない。 

そんな恐怖を感じます。 

でも、もう止められないですよ。 

将来の歴史にディープマインドの名が、核爆弾を開発した科学者達と同じような感じで刻まれないことを祈りますね。 

まったく。