いつものように、昼休みにニュースやブログを見てたら、こんな記事をみつけました。
セキュリティソフトベンダーであるカスペルスキー社の代表みずから、公開書簡を公表とは、なかなか穏やかではないですね。
公開書簡は、Twitter社からの「公式アカウントからの広告を禁じる」通達に対してになってます。
これだけ見ると、Twitter社とカスペルスキー社とのもめごとっぽいのですが、ちょっとググってみたら、なかなか、背景は重たそう。
根本は、例のアメリカのロシア疑惑とのからみっぽいですね
去年の9月ころにこんな記事がありました。
そこから、しばらくもめてます。
どういう疑惑?の疑問ついてはこの記事がわかりやすいです。
イスラエルからの警告があったという説もありますし。
でも、カスペルスキー社の立場は、当然ながら誤解だ・・というものです。
それでもアメリカだけじゃなく、イギリスとかにも、使用停止の動きが広まり。
たまりかねたカスペルスキー社が、アメリカを提訴するとかしました。
その後も、ずっと地道に争っていたわけでしょうね。
でも広告はだしてたんだな
アメリカ政府・イギリス政府などと争っている。
でも、Twitter社は特に何もしなかった。
少なくとも、直近までは・・。
独立性を重視していたから。
そういうことなんでしょうね。
でも、最近雲行きがあやしい。
ザッカーバーグ氏が叩かれてますからね。
そういうことで苦渋の決断をしたところ、カスペルスキー社は、Twitter社が政府の圧力に屈したのを「どうしたんだよ!」みたいに避難している。
そんな感じじゃないかな?と思うと、ちょっと違う絵も見えてきます。
うーーん。
なかなか、難しいわなあ。
自分はカスペルスキー社のソフトのユーザではありません。
でも、ブログの愛読者ではあります。
新しいセキュリティの脅威やマルウェアについての解説記事が、詳しく、かつ、わかりやすいので。
だから、それほど悪い印象はないのですが、確かに「セキュリティソフト」が悪用されるというのは実に恐ろしく、もう何でもありになってしまいます。
その可能性が・・なんて言われると、官公庁や企業とかでは、疑惑であっても使いづらくなります。
そのリスクがあっても、なおかつ選ぶだけの理由が必要になりますし、万が一があったときのことを考えると、やはり避けておくのが無難と考えるでしょうから。
かなりのダメージでしょうね。
ビジネスとしては。