"BOKU"のITな日常

還暦越えの文系システムエンジニアの”BOKU”は新しいことが大好きです。

インターネット動画の清掃業者的仕事人「モデレーター」への感謝を忘れちゃいけない

YoutubeFaceBookの動画コンテンツを安心して見ることができるのは、当たり前ではなくて、つらい裏方仕事をこなしてくれている人がいるからこそです。

自分らは感謝を忘れちゃいけないなあ・・というのが今回のテーマです。

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モデレーターという仕事

 

動画みたいなコンテンツを不特定多数の人間がアップロードする仕組である限り、良質なものばかりを期待するのは不可能です。

犯罪まがいのものや、正視に耐えないようなグロなものなどの「バッドコンテンツ」が大量に紛れ込んでくるのは避けられません。

なので、常にアップロードされるコンテンツをチェックして、不適当なものは削除しなければならないわけです。

自分は、それらのことを人工知能(AI)が担っていると思ってました。

でも、実際は人工知能(AI)が勝手に削除してしまうわけではなく、最終的には人間が確認して削除してて、かつ、人工知能(AI)の識別精度をあげるための学習データの作成とかもしているみたいです。

知らなかったですね。

恥ずかしながら。

そして、そういう仕事をする人を「モデレーター」というらしいです。

 

キツイ仕事だよなという情報ばっかり

 

でも。

普通に考えてもキツイでしょうね。

大量のバッドコンテンツを見続けないといけないわけですから。

そう思ってググってみると、やっぱ、それらしい記事ばかり。

wired.jp

www.j-cast.com

gigazine.netestorypost.com

 

 

かなり厳しい仕事だというのは本当そうだ

 

上記の記事からいくつか引用すると。

写真だけでも1万5000枚のチェックを行うため、従業員のメンタル面にかかる負担は非常に大きく、中には精神を病んで自殺してしまう人もいたという。

元従業員も、セラピストが見せた普通の父子の写真を「近親相姦」と誤認したことで、会社から「退職して本格的な治療を受けるよう」申し渡された。

とか。

モデレーターとして働くラウラさんに向けて「私生活などに支障をきたすことはあるか?」という質問が投げかけられると、「私は何度も悪夢を見ました。

私が覚えているものでいうと、なぜかはわかりませんが、人々が建物から飛び降りるという悪夢を見たことがあります。

そして、飛び降りる人たちは周りに助けを求めるわけでもなく、写真やムービーを撮影しているんです」と、何度も悪夢にうなされていることを告白。 

とか。 

当時、彼に与えられた仕事は、Googleプロダクトにアップロードされる違法コンテンツをレビューするというもの。

そこで彼が目にしたのは、「獣姦」「死姦」「人体損傷(流血、自殺、斬首)」「児童ポルノ」など、吐き気のするようなおぞましいものばかりだった。

「心に生々しい傷跡が残るような経験だった」と彼は語る

とか。

いやあ・・辛い。

1.5倍速で動画を見続けて、「吐き気がするようなおぞましいもの」を延々と削除し続ける仕事って・・ねえ。

普通の感覚を持っている人間にとっては、じわじわと精神を削り取られるような感じになるんじゃないですかね。

 

感謝しないといけない・・とは思う

 

日常生活だって、快適に暮らせる裏には、人知れぬ努力があります。

当たり前に電気が使える。

きれいな水が水道からでてくる。

スイッチを入れればガスで火が付く。

これらも、日々現場できっちり仕事をし続けてくれている「職人さん」たちの努力のたまものであって、当たり前ではない。

それを震災の都度、思い知るわけですが、この「モデレーター」のお仕事も同じです。

大変でつらい。

でも、世の中で誰かがしなければいけない

そういう仕事を引き受けてもらってるんですから。

モデレータへの感謝も忘れちゃいけないな・・と、そう思います。

まあ・・。

自分に言われても、うれしくもないでしょうし、一歩間違えたら、やりがい搾取のブラック仕事になりかねない状況のようですから・・微妙かもしれませんが。

早く、人工知能(AI)の精度があがって、自動で消せるようになったら良いなと、つくづく思う今日この頃ではあります。

ではでは。