会社から指示があって、業務遂行上どうしてもJAVA(JRE)が必要な端末以外は、すべてアンインストールすることになりました。
JAVA離れは確実に進んでる
2019年4月16日、新元号対応とかぶせて、OracleがJAVA8も含めたライセンスの変更をしました。
ついに、無償利用は個人での開発・テスト・デモ目的のみになりました。
企業がバージョンアップして新元号対応版にしたければ、有償の保守契約を結びなさい・・というタイミングでの変更です。
さすが・・Oracle。
で、うちの会社はどうすんのかな?と思ってたら、こんな指示がきました。
OracleのJAVA有償サポート移行によるコストアップを最小限にするため、原則、OracleのJDK、JREの使用は禁止する。
現在、PCにインストールされているもので、業務上不可欠で代替えのきかないもの以外は、すべてアンインストールすること。
驚きはないです。
まあ、そうだろうな。
JAVAの有償化については、以前にこんな記事をかいて、JAVA離れを懸念していたのがとうとう来たな・・って感じです。
とりあえず。
自分も指示に従って、会社のPCからJDK・JREおよび、JAVAが動作前提のアプリケーションをすべてアンインストールしました。
将来的にJAVAで開発する仕事がくる可能性はゼロではないですが、現在進行形以外は全部消しとけってことですから本気ですよね。
改めて、Oracleのライセンスを見てみました
前の記事から引用すると。
従来の“Oracle Binary Code License(BCL)”はデスクトップ・サーバーともに商用・本番環境での無償利用が許されていたが、新しいライセンス“Oracle Technology Network License”では個人利用・開発目的に限られるので注意したい。
ということです。
その「Oracle Java SE Subscriptions」の説明(FAQ)がこちらです。
価格表ものってます。
NamedUser当たり月300円とか・・。
単位となるProcessorライセンスやNamed User Plusライセンスについての説明はこちらにあります。
ざっと、見てみましたけど、途中で理解する気がなくなりました(笑)。
とにかく。
会社でJAVAを使う限り、Oracleに保守料を払い続けないといけないし、DBでもそうだから、きっと毎年値段は上がり続ける・・だろうな・・ということはわかります。
だったら、それで十分です。
JAVAの代わりに「kotlin」を使おう
会社でJAVAを使う機会がほぼなくなりました。
なので、自分にとっても「ジ・エンド」です。
でも、大丈夫です。
Kotlin(コトリン)がありますから。
でも、今はKotlin(コトリン)に移行してます。
相互運用性については、こう書いてあります。
Kotlin から Java ベースのコードを呼び出したり、Java ベースのコードから Kotlin を呼び出したりできます。
Kotlin は Java プログラミング言語との相互運用性が 100% なので、プロジェクトでの Kotlin の使用量を自由に変えられます。
つまり、SpringBootとか、自分がJAVAで色々やってたノウハウは、kotlinに変更しても使える可能性が非常に高いってことです。
そういうメリットがあればこそでしょうが。
サーバーサイドでkotlinを採用する事例も、かなりでてきてます。
create-something.hatenadiary.jp
JAVAの後釜は、間違いなく、これだな・・と自分は確信してます。
とはいえ。
まだ、1行もkotlinのコードは書いてなくて、これから勉強のレベルなので、あくまで状況証拠だけしかない・・みたいなもんですけど。
ちょこちょこ、既存のJAVAベースのSpringBootプロジェクトを書き換えながら、kotlinを勉強していこうかなと思ってます。
それにしても。
覚えた知識が陳腐化するスピードはハンパないですし、新しく覚えなあかんことが次から次へのでてきます。
一生、初学者・・って感じです。
まあ、それが楽しくてやってるんだから、しょうがないですけどね。
ではでは。