"BOKU"のITな日常

62歳・文系システムエンジニアの”BOKU”は日々勉強を楽しんでます

新型コロナウィルス(SARS-CoV2)関連情報を「自分なり」に整理する

新型コロナウィルス感染症に関する情報にはデマもあれば間違いもあるっぽいので、正しいと思える情報だけを整理しようかな・・と。

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コロナウイルスとは

 

今回の新型かどうかに関係なく、「コロナウイルスとはなんぞや」から整理します。

コロナウィルスはウイルスの一種です。

その形状が王冠っぽいので、「corona」(王冠)ウィルスと呼ばれているそうです。

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もともと6種類あって。

うち4種類のウイルスは、風邪にかかっている人の原因の10~15%(流行期は35%)を占めていて、多くは軽症ですむ程度のものです。

あとの2つが、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」と2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」。

そして、2019年末から猛威をふるう「新型コロナウィルス(SARS-CoV2)」。

・・ということみたいです。

ちなみに、「COVID-19」という名前も良く聞きますが、それはウイルスのことではなく、「同ウィルスによる新型コロナウイルス感染症」のことだそうです。

 

2020/04/07追記

ナショナルジオグラフィックスの記事です。

natgeo.nikkeibp.co.jp

説明がなんとなくカッコいいです。 

 

新型コロナウィルス(SARS-CoV2)による感染症(COVID-19)の症状は?

 

こちらのサイトから一部引用すると 

発症早期は発熱・鼻汁・咽頭痛・咳嗽といった非特異的な上気道炎の症状

 発症早期から、または上気道炎症状に続いて肺炎を合併することがある。

 とあります。

 

2020/04/04追記

実際に発生した症状の分類表を見つけました。

発熱・咳・リンパ球現象の3つが多い組合せっぽいです。

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こちらの記事からの引用です。

さらに引用すると、

COVID-19の臨床的特徴は,インフルエンザのような感冒症状に加えて,致死性の間質性肺炎・肺障害を発症する点にある15)。

中国CDCは2月11日までに収集した7万2314患者例の中で,確定患者4万4672例(61.8%)について報告した。

確定例は80%が軽症で,インフルエンザがイメージされる。

残りは肺炎を合併し,14%が重症,5%が危機的で呼吸管理を必要とする患者で,死亡率は全体の2.3%と報告され,図のような年齢的な特徴がある。

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2020/04/12追記

米国でCOVID19と日々戦っている医師のインタビュー記事です。

business.nikkei.com

引用すると。

なぜかは分かりません。

何も治療歴のない健康そのものの屈強な男たちがいきなり、急性呼吸不全(ARDS)になって自発的な呼吸ができなくなり、重篤化、死に至るというようなケースを毎日のように目の当たりにしています。

 とか

大丈夫そうだな、退院は近いかな、と思うような患者さんでも、いきなり重篤化するのがCOVID-19の恐ろしいところだと感じています。

とか、かなり恐ろしいことが語られてます。
 

新型コロナウィルス(SARS-CoV2)の感染力は

 

感染に関しては、厚生労働省のQ&Aに書いてあります。

www.mhlw.go.jp

感染方法は2種類。

引用すると。

飛沫感染

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。

接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。

 です。

空気感染は「起きていないと考えられる」そうです。

感染しやすい人は

肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなります。

 であって、「症状はないがPCR検査が陽性だった者」からの感染については

可能性は低いとみられるものの、新型コロナウイルスについては十分解明されていないこともあるため、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください

 とあります。

2020/04/18 追記

上記の厚生労働省の見解を覆す記事がCDCの記事に投稿されました。

www.cdc.gov

シンガポールで発生したいくつかのクラスターについて、どのタイミングで感染力が発生したかを追跡調査した結果らしいですが。

In four clusters (A, B, F, and G), presymptomatic transmission exposure occurred 1–3 days before the source patient developed symptoms.

4つのクラスター(A、B、F、およびG)では、症状が出る1~3日前に症状前感染曝露が発生していた。

とあります。

症状がでる1~3日前に感染力を持ってしまう・・。

これは防ぎようがない・・というか、人との接触を避けろ!としか言いようがないです。

2020/04/18 追記--ここまで

 

さらに。

新型コロナウイルス感染者は、周囲の人にほとんど感染させていないものの、一人の感染者から多くの人に感染が拡大したと疑われる事例が存在します 

 とあります。 

 

2020/04/21追記

www.bbc.com

新型コロナウイルスが物質に付着した後どのくらい活性を維持するのかの研究報告がぼちぼちでてきているみたいです。

引用すると。

ふん便にも長くとどまることが確認されているため、トイレの後に徹底的に手を洗わない人は、その後に触るものすべてを汚染する可能性がある。

 とか

NIHの研究では、段ボールに付着したSARS-CoV-2は最大24時間、プラスチックやステンレスの表面では2~3日間生存することも明らかになった。

とか。

こういう情報を見ていると、プラスチックやステンレスで構成されていて、尿などの飛沫が飛び散りやすいトイレというのは、超危険な空間です。

特に洋式トイレで立ってするなんて最悪中の最悪。

どうしても立ってしたい男性は、用足し後速やかに、自分で全てトイレ掃除・殺菌・消毒するくらいのことしないと、駄目だな・・と改めて思います。

 

2020/04/12追記

iPS細胞で有名な山中教授が情報を信ぴょう性のあるなしで分類いただいてます。

www.covid19-yamanaka.com

ここで「正しい可能性が高い」に以下が分類されてます。

症状がなくとも、他の人に感染させる場合がある。

 

2020/04/04追加

新型コロナウイルスにはS型とL型という二種類があるのがわかってきました。

www.jmedj.co.jp

引用すると。

新型コロナウイルスの103株の遺伝子を比較した結果,2万8144番目の塩基の違いによってアミノ酸をセリン(S型)とロイシン(L型)に分けると,L型は中国・武漢で,1月7日以前の分離株の約96%であった。

S型は武漢以外で,1月7日以降の分離株では約38%を占めていた。

そのことから,L型はS型よりaggressiveと報告されている1)

今のところ、L型が感染力が強い・・と考えられているみたいです。

さらに、この記事には注意すべきポイントがあって。

くしゃみで感染するより、物についたウイルスを触った手を顔面に持っていくことで感染が成立する・・ということと、感染力の保持時間が従来言われていた3時間程度ではなく、3日から10日くらい残るということです。

引用すると。

くしゃみで感染するというより,ティッシュで鼻をかむ際に鼻を触った手がウイルスで汚染され,その手でドアノブなどの物を触り,そこに付着したウイルスが物を介して別の人の手にうつり,その手を顔面にもっていくことで感染(fomite transmission)が成立する。

物の上でどれぐらい感染性が保持されるかについては,従来3時間程度と言われてきたが,中国SARS対策委員会では,プラスティックなどの表面で3日程度,痰や糞便では5日,尿中で10日としている。

とにかく、集団の中にいることが危険というより、誰がさわったかわからないものにさわって、その手を手洗いせずに顔にもっていく・・そういう行為がより危険ということのようです。

 

新型コロナウィルス(SARS-CoV2)による感染症(COVID-19)の治療法

 

効果の証明された治療薬はない(2020/4/15時点)です。

 

2020/03/22追記

厚生労働省から「新型コロナウィルス感染症診療の手引き」が配付されました。

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こちらには以下のように書かれています。

現時点では,COVID-19 に対する抗ウイルス薬による特異的な治療法はない.

また,SARS-CoV-2 に抗ウイルス活性を有する抗ウイルス薬があったとしても,治療効果を得るにはより早期に投与されることが求められる.

【日本国内で入手できる薬剤の適応外使用】

  • ロピナビル・リトナビル配合剤(プロテアーゼ阻害薬):2 錠 (1 錠中ロピナビル 200mg・リトナビル 50 mg) ,1 日 2 回,10 ~ 14 日間.
  • ファビピラビル(RNA 合成酵素阻害薬):投与量は SFTS に対する治験や医師主導型臨床研究に準ずる.In vitro での抗ウイルス活性が確認されている.
  • シクレソニド(吸入ステロイド薬):SARS-CoV-2 に対して抗ウイルス活性を示す 200 μ g インヘラー 1 日2回,1回2吸入,14 日間.

 

2020/4/15追記

今は「アビガン」が有力視されていて、臨床試験もはじまったという情報もあります。

www.jmedj.co.jp

 

2020/03/30追記

新型コロナウイルスのワクチンができるまでには、最短でも、1年半位はかかるみたいです。

wired.jp

米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国上院議員たちに次のように話した。

「ワクチンを使えるようになるまでに少なくとも1年半はかかります」

しかし、本当に1年半でできれば、最短記録になる。

「ほとんどのワクチンは市場に出るまでに5年から15年もかかります」とジョン・アンドルスは言う。

 

2020/04/04追記

治療薬ではないですが、簡易検査薬ってのがでてきてます。

www.niid.go.jp

これは新型コロナウイルスに感染すると体内にできる「抗体」の有無を検査します。

ただ、この記事を見る限り感染して2週間くらいたたないと検出率が低くて、かつ、検出精度の高い(約97%)lgG抗体って、ようするに「過去にかかったことがあるから、もうかかる可能性は低くなったよ」ということを教えてくれるものっぽいです。

そういう意味で、医療従事者なんかでこの検査をして、この抗体をもってる「陽性」の人を見極めるとかって、結構重要かもしんないですが・・今、かかっているかどうか・・はわからないっぽいですね。

 

2020/04/07追加

新型コロナウイルスの検査といえば、メインは「PCR検査」です。

PCR検査は「微量のDNA断片を増幅して検出する方法」です。

こちらの記事にPCR検査について詳しく、かつ、わかりやすい説明がありました。

news.yahoo.co.jp

PCR検査の工程は

  • 採取された検体に含まれるRNAをDNAに変換
  • そのDNAを増幅

らしいのですが、「DNAを増幅」の工程で

DNAは2本が、らせん状にねじれ合って存在している。PCRでは、まずこの2本のDNAを1本ずつに解く。

などという、とんでもなく難しそうなことが必要らしいです。

だから。

検査技術の難易度も上がり、技術者に要求される技術は高くなる。

だからこそ、冒頭で述べたように「人材の育成」が必須なのである。

 と言われると急に検査数が増やせないのも、納得できる気がします。

じゃあ。

なぜ・・韓国とかで、あんなに短期間で大量の検査が可能になったのか?が逆に不思議になりますが、以下の記事にあるように「正確性を求める日本と、不確実性を無視して数を追及した韓国」と考えれば割合納得できますね。

www.fnn.jp

まあ。

大量に検査して「陽性なのに陰性と判定された人達」が大量に発生するのと、「検査してもらえない陽性かもしれない人達」が大量に存在するのとでは、結局同じなんですけどね。

 

新型コロナウイルスのヤバさ・・クラスター感染

 

ざっと、新型コロナウイルスについて調べてみたわけですが。

これはまずいかも・・と思ったのが、感染力のところです。

事実関係をならべてみると。

 

新型コロナウィルスは弱く、重症になる人の割合も少ない。

発症の1日前から発症後数日間のもっとも感染力が強まる時期であって、体力のある人や若者であれば、仕事や飲み会やライブなどのイベントに参加できてしまう。

そこで感染した人が、また同じような行動をする可能性が高い

 

このようにして感染した人間が、またよそにいって感染させる。

しかも・・マスクをしてようが眼鏡をしてようが関係ない。

たまたま、ウイルスを持った人が3日以内にさわったところに手をおいて、それで思わず目をこすってしまった・・とかで感染する可能性があるわけですから、感染経路不明が多いのはあたりまえです。

そんな・・ですから、感染力をもった軽傷者(本人は気づかない)がうろちょろして、そこら中をさわりまくることによって、どんどん感染者がふえていく。

そうすると。

ちょうど、以下の図みたいな感じ(「クラスター」と表現されてました)で、感染グループが広がっていく構図になるわけですね。

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うーーん。

これはやっかいです。

発症前・・なんて、症状もないのに自覚できるわけがないですからねえ。

 

2020/03/31

日経新聞の記事でニューヨークの感染記事見て震えました。

www.nikkei.com

引用すると

3月9~11日には6~17人だったニューヨークの感染者は、12日に43人、13日に59人と増え、14日には115人と100人を超えた。

その2日後に1千人、5日後に2千人、10日後には4千人を突破する形で、爆発的に感染者が急増した。

1日に43人から5日後には1000人!・・。

クラスターの増え方って、いわば「ねずみ算」みたいなもだということは感覚的にわかっていましたけど、実際におきた数字を見ると、インパクトすごいです。 

 

 

感染者数のリアルタイム統計

 

詐欺サイトとかも増えているので、とりあえず、間違いなさそうなところを一つだけ・・ダントツでスタイリッシュだと思ったサイトでもあります。

coronavirus.jhu.edu

このサイトが凄いのは「Active Case(現在の感染者数)」を計算しているところです。

「Total Confirmed(累計の患者数)」-「Total Recovered(累計のリカバー人数)」-「Total Deaths(累計の死亡人数)」で計算しているみたいですが、これによって「今の状況」がわかるのが、凄く興味深いです。

これによると。

4月9日の14時55分時点の「Active Case(現在の感染者数)」は。

日本:3941人

韓国:3246人

中国:1866人

ロシア:9357人

とかになってます。

日本は世界でみると20位から30位の間くらいですかね。

数字だけみると、日本と韓国であまり変わらないのですが、韓国は減ってきての3246人、日本は増加中の3941人というふうに見ると、拡大局面か収束局面かの感覚がわかりやすい気がするので、この「Active Case(現在の感染者数)」という切り口は面白いなと思いました。

 

今のところ、こんな感じですかね。