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エクスプローラだけで変更がある新しいファイルだけコピー・上書きする
フォルダのファイルをまとめてコピーするときに、コピー先に同じファイルがあったら、内容に変更があって、かつ、新しい場合だけ上書きしたい。
そういうケースでもっとも手軽で確実なのが、Windows10のエクスプローラの「ファイルごとに決定する」機能を使ってコピーすることです。
WIndows10の標準機能なので、誰でも知っていると思ってたのですが、意外なことに、身近に「知らなかった」という人が結構いたので、いちおう、書いておこうかな・・ということです。
なので、正直、知ってる方にとっては、超つまらない内容です。
最初にお断りしておきますね(笑)
エクスプローラの「ファイルごとに決定する」を使う
フォルダAとフォルダBがあり、同じ名前だけどタイムスタンプが違うファイルがおさめられているとします。
フォルダA
フォルダB
今回は、フォルダBのファイルを全部フォルダAに集約して、タイムスタンプの新しいものだけを残すことにします。
フォルダBのファイルを全部選択コピーして、フォルダAに貼り付けます。
(または右クリックドラッグでフォルダAにもっていって「ここにコピー」)
そうすると、同じファイルがあるので、当然「上書きしますか?」ときいてきます。
ここで一番下の「ファイルごとに決定する(L)」を選びます。
そして、チェックボックス「日付とサイズが同じ・ファイルをスキップする」にチェックをします。
すると。
こんな感じで「タイムスタンプとサイズが異なるファイル」だけを横並びで比較できるように表示してくれます。
左側がコピー元、右側がコピー先なので、左側のほうがタイムスタンプが新しいことと、サイズが極端に違わないことを確認して、チェックをつけていきます。
チェックをつけて「続行」すると、選択したファイルが残るよう上書きまたはスキップしてくれます。
これだけです。
楽で確実です。
この方法のメリットだと個人的に考えていること
この方法のいいことは目視でサイズもチェックできることです。
以前、ファイル名を間違えて保存した粗忽者がいて、これでチェックしていて、サイズがあまりに違うので気づくことができて助かったことがあります。
もし、XCOPYとかで一括でやっていると、ファイル名が同じでタイムスタンプが新しいということで、まったく違う内容の資料に置き換えられていたところでした。
そうしたら、あとで大問題になっていたのは間違いないので、面倒がらずにきちんと見て上書きするようにしていて、よかったなとつくづく思いました。
だから。
少なくとも会社でみんなで共有しているフォルダに資料をコピーするときは、極力横着がらずに、この機能を使ったほうがいいよ・・と自分はいうようにしています。
ではでは。