"BOKU"のITな日常

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左折専用レーンを右ウインカーをだして直進しろという「クソルール」について

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目次

例外の多いルールはクソだと思う

業務システム開発は、誰かの決めた規則(ルール)を元に仕様を考えるのが基本です。

だから、長くその仕事をしていると、規則(ルール)の出来不出来に敏感になります。

いろんな考え方はありますが、自分の場合の基準を一言でいえば、こんな感じです。

  • シンプルで、規則(ルール)の本質や目指すものが明確にわかるのが出来が良いもの。
  • ごちゃごちゃと例外規定が多く、規則(ルール)の本質や目指すものがわからなくなっているのが出来が悪い・・自分はクソルールと呼びます・・もの。

これに関しては、表現こそ違え、あまり意見の食い違う人に会ったことはないです。

ルールの出来不出来は、システム開発への影響は甚大です。

前者のルールならシステムも低予算・短期で開発可能で、バグもでにくいです。

後者の場合はシステムも複雑になるので、開発期間も長期になり、高コストでバグの多い・・金食い虫になりがちです。

その差はすごくて、同じような機能でも、前者と後者だと費用が十倍・二十倍・・いやもっとかも・・かかるなんてことも、普通にありえます。

当然、システムを使う人間側の事務コストも増えますから、結局、ルールの良しあしはもろに結果(企業でいえば業績)にはねかえってきます。

だからですかね。

自分の経験上、民間企業だと年々ルールをシンプルにして前者の方向に改善するところが多くなってきていて、後者は圧倒的に官公庁が多いです。

競争原理を気にする必要があるかないか・・の差なんでしょうかね。

原付の二段階右折も本質的なところはおかしくない

と・・まあ、ここまでは前振りで、今から本題なのですが。

実は、自分は免許は持っていますが、ほぼ、奥さんの運転する助手席専門で「運転しなきゃ事故も違反もしないよな」という「半ペーパーゴールド免許保持者(笑)」です。

ひとりの時は徒歩か自転車(ママチャリですが)で動くので、原付バイクも乗っておらず、次の免許更新で免許返納しようと思っているくらいのものです。

なので、1986年から原付の2段階右折が義務化されたことすら知りませんでした。

それを奥さんに笑われて、今更ながらと調べてみて、その中身にぶっとびました。

まさしく、典型的な「クソルール」に思えたからです。

でも、このルールがおかしいみたいな話はあまり聞かないし、自分の感覚がおかしいのかなと思いつつ、でも、納得いかないので、ここに書いておこうと思った次第です。

参考にした記事のリンクです。

www.zurich.co.jp

上記の記事から引用していきます。

まずは、基本的な2段階右折の方法ですが。

道路交通法34条に示されているように、交差点に入る手前で安全なスピードに減速し、右にウィンカーを出しながら道路の左車線を直進します。

交差点を渡ったところで車両の方向を変え、ウィンカーを消してから方向を変えた側の信号に従い直進します。

簡単に言えば、交差点を真っ直ぐ渡り、向きを変え、また真っ直ぐ進むということになります。

これだけなら、全然問題ありません。

自分も知っているやり方ですし、大昔に原付に乗っていた時も右寄せして右折する「小回り」が危険だなと思うような大きな交差点や交通量の多い道だとこうしていた記憶もありますので。

交差点を渡ってから方向を変えて、進行方向の信号に従っていくなら、直進するときに右にウインカーを出す必要性はないんじゃないか?とは思いますけど、目くじらたてるような話ではありません。

小回り右折のリスクのある道路や状況では、二段階右折(大回り)をして、安全に運転しましょう・・というのは「交通安全」という本来の目的にもあってますから。

自分がクソルールだと思ったところ

読み進めていって、ぶっとんだのは以下の部分です。

正しい二段階右折は右にウィンカーを出しながら左折専用レーンを直進しなくてはなりません。

重要なのは左折専用レーンであろうが直進レーンであろうが、危険回避などのやむを得ない場合を除き、一番左の車線を通行しなくてはならないということです。

左側を走ることが基本の原付で、左側の道路が左折専用レーンだったら?という、いわば例外の対処方法が「右にウインカーを出しながら左折専用レーンを直進する??」っていうのは、ありえないです。

左折専用レーンを直進することは、車両では明らかな違法行為のはずです。

なのに、原付の場合はそれが許されるケースもある?って・・、正直、あきれました。

しかも、その後ろに書いてある

四輪車の運転者などから見れば、左折専用レーン内で右ウィンカーを出しながら直進する原付は、巻き込み事故になる可能性が高まります

 というのは、まさにその通りであるにもかかわらず、

左折信号が点灯時に右にウィンカーを出したまま直進すると信号無視となってしまいます。

また、二段階右折禁止(小回り右折)の標識はその交差点の少し手前に設置されていますから、それを見落とさないように注意しなくてはなりません。

だそうです 。

交通ルールの目的って、つまるところ「安全運転」のはずです。

だけど、左折専用レーンでも右ウインカーを出して直進しろというこのルールは「本来の目的からはずれた最低のクソルール」としか、自分には見えません。

ちなみに。

大昔、原付に乗っていたころ、似たような状況にでくわしたことは自分もあります。

詳しい状況は忘れましたが、直進禁止のレーンをうっかり走っていて、交通量が多くて車線変更も難しい・・みたいな状況ではありました。

でも、そんなときは原付をとめて、エンジンをきって、バイクを押しながら歩行者として信号をわたってから、バイクに乗ればいいだけの話であって、自分もそうしてましたし、同じ局面でそうしている人は見たことがあります。

それができるのが原付のいいところですし、なにより、安心・安全だからです。

正直、「右ウインカーをだしながら、左折専用レーンを直進で突っ込め!」なんて規則を決めた人たちは、原付を押して信号を渡るみたいなかっこ悪いことができるか!なんて、小さなプライドで交通事故のリスクを忘れるようなおバカさんしか、日本にはいないとでも思っていたのでしょうかねえ?

事故がおきてないのはルールを守ってないからかもしれない

正直、このルールが原因となった事故(バイクの巻き込みとか対面の右折車との衝突とか)がおきてないのだろうかと心配になりました。

いや、そもそも、原付を運転している人たちの中で、このルールを厳密に守っている人たちってどのくらいいるのですかね。 

冷静になって記憶をたぐってみたのですが。

自分には、右にウインカーを出しながら直進してくる原付を見た記憶がありません。

助手席が定位置とはいえ、奥さんの運転する車にのっている機会は決して少なくないのですけどね。

だから。

このルールが原因で事故がおきていないのは「誰もルールを守ってない」からなんじゃないかという推測を自分はしてます。

実際の話。

仕事でも、こういう妙な例外規定の多い規則にでくわすことはたまにありました。

しかも、そんなときは、自分だけが「おかしい」と思うだけではなくて、本音ではほとんどの人が「実はおかしい」と思っているというケースもよくあります。

普通に考えれば「おかしなルールならやめればいいじゃん・・」となるわけですが、どういうわけか、そういう話にはなりません。

ルールを変えるべく声をあげることはしないけど、それを厳密に守ると色々支障があるので、現場判断で柔軟に運用している・・だから、システムでのチェックをキャンセルできるようにして・・みたいな、本末転倒な話になるほうが多いです。

 

あるルールを偉い人たちが決めた。

そのルールはおかしくて、そのまま適用できないと現場では気づく。

でも、おかしいと声をあげて波風をたてたくないから黙ってる。

とりあえず従っているふりをして、現場判断で適当に無視してまわしてる。

 

今の若い人たちはそうでもないみたいですが、昔(昭和の時代)の「あるある」です。

自分は、たぶん、この「左折専用レーン内で右ウィンカーを出しながら直進する」というルールも、その類の話なんだろうなと思ってます。

誰も守ってないから、問題もおきてない・・。

そうだとしたら、おかしな話ではあるんですけどね。 

ではでは。