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情報に騙されない「BOKU流情報リテラシー」だと思っていること
情報があふれかえる時代です。
情報には正しいものおあれば、間違っているものもあります。
悪意をもって発信されるウソ情報(フェイク)もあります。
それらの情報を整理して「これは信じても大丈夫」なんて専門家の情報だって、間違っているものもあれば、それ自体が悪意をもったフェイクの場合もあるわけです。
何を信じて、何を信じないか。
世の中に溢れるさまざまな情報に対し適切に判断・活用できる能力「情報リテラシー」が重要なのは、よくわかっているのですけど、それがどうすれば身につくのかとか正直なところよくわからず、モヤモヤとします。
僕はそのモヤモヤが嫌なので、いくつか、個人ルールを決めることで、それに対応しようとしていますが、今回、それを整理してみようかと思ってます。
基本スタンス:自分から調べにいって得た情報以外は信じない
結論から先に書いておきます。
僕の基本スタンスは。
自分から調べにいって得た情報以外は信じない
です。
口コミのお得情報も、広告も、ニュースもありとあらゆるものは、まず「間違っているか、もしくは何等かの意図をもって曲げられている可能性がある」と考えるところかスタートして、興味をひかれるものがあれば、自分から裏付けを探しにいきます。
正直。
時間はかかりますし、効率的でもありません。
本当のお得情報をつかみ損ねている可能性もおおいにあります。
だけど、それをしないで一方的に使えられた情報を鵜呑みにして、あとでそれが間違いだったと気づくことになるリスクと比べたら、大したことではありません。
信じない情報その1:向こうからやってくる情報
情報には2通りあります。
- 自分から探しにいって見つける情報
- 向こうから見てくれとやってくる情報
です。
僕は前者を信じます。
後者の「向こうから見てくれとやってくる情報」を信じる人の気持ちはわかりません。
理由はシンプル。
むこうから、わざわざ伝えてくるということは、それを使えることで、何等かの利益・メリットが情報提供側にあるとしか考えられないからです。
信じない情報その2:コメントや口コミ情報
ショッピングサイトのユーザー評価の投稿欄や、SNSやブログ上の体験記、口コミ情報サイトとかも、基本信じられないと思ってます。
宣伝と消費者に悟られないように宣伝を行うステルスマーケティング(ステマ)という手法があったり、依頼者の利益になる書き込みを仕事にしている人もいます。
それだけでなく。
そもそも、人間の味覚・好みなんて、人によって全然違うわけです。
食べ物にしても、他人が「おいしい」とと感じることが、自分が「おいしい」と感じることを保証してくれると考えるほうがどうかしてると僕は思います。
信じない情報その3:アピールしすぎるタイトルのもの
ようするに。
〇〇する人が続出!!
驚きの新事実!!・・とか。
驚愕の事実!!・・とか。
実は〇〇は〇〇だった!!・・とか。
こんな感じのインパクトのあるタイトルがついているものも同じです。
SEO的にタイトルってすごい大事なのは間違いないですけど、テクニックにはしりすぎたタイトルの情報は中身はごく普通で時間の無駄だったとなる確率が高いと思っているので、避けて読むようにしてます。
信じない情報その4:一部分を切り取って全体を語っているもの
情報のどこをどう切り取るかで、受ける印象はがらっと変わります。
テレビで芸能人同士のやりとりで「ふざけんなよ」などと笑いながらツッコミ感覚で言ったところだけを切り取って「○○が激怒!!」なんてタイトルのニュースにするだけで、ちょっとした事件に見せることができたりするように、一部分の切り取りによって、悪意ある印象操作もできてしまいます。
基本、情報の一部分だけを取り上げているのは、全体を書いてしまうとネタとして弱くなったり、書き手が誘導したい方向からずれると思っているか、そもそも、ちゃんと全体を整理する手間を惜しんでいるだけだと、僕は思ってます。
なので、情報が一部分を意図的にきりとったものか、そうでないかの見極めは「騙されないため」にはとても重要なことだとも思います。
でも、現実的には、この見極めはすごく難しいです。
例えば、ある人の発言の一部を「問題発言だ!」と叩いているニュースなどにその発言の全文が掲載されてたりはしませんから、結局、この話も「自分から探しにいって」全体像を把握する手間をかけるしかないのが悲しいところです。
まとめ
こんなふうに基本スタンスを整理していくと、「自分から調べにいって得た情報以外は信じない」という部分にいつも行き当たります。
だから「情報リテラシー」って突き詰めれば「情報は鵜呑みにせず、自分から根拠・裏付けの情報を整理して、最後は自分の意思で判断していく癖をつけるしかない・・そう思ってしまいます。
ではでは。