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Windows11のWSL/Ubuntu:ターミナルの配色設定+ネットワーク接続確認
Windows11のWSLにインストールしたubuntoで遊ぼうと思います。
インストールはこちらの手順で行いました。
Linuxディストリビューションは「Ubuntu」です。
Windowsターミナル
WSLはWindows11上で動く「仮想Linuxサーバー」と考えればいいので、そこにターミナルで接続して使うことになります。
Windowsターミナルを起動します。
ファイル名を指定して実行で「wt」とうってもいいです。
最初はPowerShellで上がってくるので、以下の赤枠のところを選んで、Ubuntuのシェルに切り替えます。
シェルでとりあえず「ls -l」コマンドでフォルダとファイル一覧を表示してみます。
デフォルト配色だと、フォルダのハイライトがうるさい・・見づらい・・ですね。
Windowsターミナルの配色設定などをカスタマイズ
Windowsターミナルの設定は「settings.json」 ファイルを編集して行います。
この「settings.json」で使える配色は「defaults.json」ファイルに定義されています。
下記の赤枠の「設定」をそのまま選択すると「settings.json」 ファイル。
Altキーを押しながら「設定」を選択すると「defaults.json」ファイルが開きます。
配色は「"colorScheme": "Campbell",」の様に、定義済の名前を「settings.json」 に追加更新すればOKですが、残念ながら、これではubuntuシェルでフォルダが反転されてしまう問題は解消できません。
ubuntuシェルでフォルダが反転してしまうのはシェル側の問題なので、ここからはubuntuシェル上での操作が必要となります。
まず、現在の配色設定を以下のコマンドでHOMEフォルダに書き出します。
dircolors -p > ~/.dircolors
保存したファイルをubuntuのエディターで開きます。
editor ~/.dircolors
エディタで以下の部分を修正します。
「DIR 01;34 # directory」を「DIR 01;36 # directory」に変更
「LINK 01;36 # symbolic link. (If you set this to 'target' instead of a 」の部分を
「LINK 01;32 # symbolic link. (If you set this to 'target' instead of a 」に変更
「OTHER_WRITABLE 34;42 # dir that is other-writable (o+w) and not sticky」の部分を
「OTHER_WRITABLE 01;36 # dir that is other-writable (o+w) and not sticky」に変更。
そして、「Ctrl+O(書き込み)」→ファイル名を確認してEnterで保存します。
今度はシェルの設定ファイル「.bashrc」をエディタで開きます。
editor ~/.bashrc
このファイルの最後尾に以下を追記して、同様に保存します。
eval $(dircolors -b ~/.dircolors)
これでターミナルを立ち上げなおして、同様に「ls -l」をうつと。
おお!。見やすくなりました。
参考までにubuntuのedhitor(GNU nano)のショートカットをまとめていただいている記事のリンクを載せておきます。
配色はこれでOKとしておきます。
あと、僕の場合はPowershellよりもubuntuのシェルを使い方が圧倒的に多いので、Windowsターミナルのデフォルトを「ubuntu」にしておきます。
「設定」をして「settings.json」 ファイルを開くと、以下のように「defaultProfile」にPowerShellのguidが指定されているので、それを,ubuntuの「guid」に書き換えて保存しておきます。
"defaultProfile": "{61c54bbd-c2c6-5271-96e7-009a87ff44bf}"
これでWindowsターミナルの起動時にubuntuのシェルが表示されるようになりました。
とりあえず、Windowsターミナルの設定はこれでいいかな。
ネットワーク接続確認
Windows11上でLinuxを僕は「テスト用Web・DBサーバー」として使います。
なので、相互にネットワーク経由でアクセスできないといけません。
これについてはこちらに詳しく書いてありますが。
Windows11からWSL上のubuntuで構築したネットワークアプリにアクセスするには「localhost」でいいようです。
ip a
をシェルで打ち込むと、eth0などにグローバルIPアドレスが表示されるのですが、そのグローバルIPアドレスあてに、Windows11からpingをうっても「到達できませんでした」となります。
グローバルIPアドレスだと、パブリックなネットワークになってしまうので、ファイアウォールでブロックされるとか色々あるみたいですが、まあ「そういうもんだ」と気にしないで進めればOKかなと思ってます。
とりあえず、使う準備はできました。
今回はここまでとしておきます。
ではでは。