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2022年:Android Studio3.1.17 Windows11へインストールと初期設定

目次

2022年:Android Studio3.1.17 Windows11へインストールと初期設定

Android Studio最新版(2022年12月時点)をインストール・設定します。

Androidの勉強のため、とりあえず環境だけ用意する感じですが、意外に手順があって手間取ったので、備忘録的に書いておきます。

事前準備:前の痕跡は消しておく

インストールをする前にチェックしておくべき注意点があります。

Android Studioの古い設定ファイルやフォルダが残っていないかのチェックです。

僕自身も忘れてましたが、昔、お遊びでAndroidStudioをインストール・アンインストールしたことがあったみたいで、それが残っていて、インストール後の動作確認でうまく起動しないなどでつまづく原因になりました。

なので以下のようなフォルダが残っていたら、とりあえず全部消した方がいいです。

  • \Program Files\Android
  • \Users\ユーザー名フォルダ\.android
  • \Users\ユーザー名フォルダ\.AndroidStudioXX
Android Studioインストーラのダウンロード

以下のサイトからダウンロードします。

developer.android.com

画面を開いて「download android studio」ボタンを押します。

それで開いた画面の下のほうに、以下のようなボタンが表示されます。

Downloadボタンを押します。

インストール自体は、ダウンロードしたファイルを起動して「Next」ボタンをおしていけば問題なくできます。

Androidを起動してウィザードを実行。

初回起動でウィザードを実行します。

最初だけ以下がでてくるので、選択してOKします。

特に理由なければ、以下のデフォルトでいいです。

ほとんど「Next」を押していけばいいですが、少しわかりづらいポイントがあります。

ひとつめが、最初に「Googleに報告するか」を聞いてくる部分です。

回答するボタン(「Don't Send」もあります)を押さないと「Next」が押せません。

ふたつめが最後のライセンスに「Accept」する画面です。

2つライセンスがあって両方「Accept」しないと「Finish」ボタンが押せません。

両方「Accept」すると「Finish」がアクティブになります。

Finishを押すとダウンロードがはじまります。

ダウンロードは、かなり時間がかかります。

これは待つしかないです。

ダウンロードが終わって「Finish」を押すと、以下のような画面になって終了です。

ここまでは、それほど悩みどころはありません。

補足:パッと見でわかりづらいメニュー

このまま、次の新規プロジェクト生成と動作確認にいってもよいのですが、必要になるかもしれない・・見つけづらいメニューにふれておきます。

まず、左下の「歯車」アイコンをクリックでメニューがでてくる「Check for update」です。

Androidは更新が頻繁にあるので、都度都度、やっておいたほうが良いとのことです。

もうひとつは、「More Action」のクリックでメニューがでる「SDK Manager」です。

初期インストール時は最新のSDK(今回は、Android13 tiramisu)のみがインストールされていますのですが、それがターゲットAndroidでない場合もあります。

他のバージョンのSDKが必要なら「SDK Manager」で対象のバージョンのSDKを選んでインストールしておく必要があります。

動作確認:New Project(Base Activity)作成

試しにプロジェクトをひとつ生成してみます。

ソースを保存するフォルダをデフォルトから変更するなら、作成しておきます。

今回、僕は「C:\00boku\androidwork」にしました。

New Projectボタンを押します。

とりあえず「Basic Activity」を選び、以下のようにしてみます。

Save locationがデフォルトのままなら、Nameを変更すると自動的に変わります。

デフォルトを変更した場合は、自分で修正しないといけないので注意が必要です。

save locationのフォルダ名はNameで指定したのと同じ名前にしないとダメです。

例えば、Nameが「Hello」なら、「C:\00boku\androidwork\Hello」です。

これで「Finish」を押すと、何やらダウンロードが始まって、IDEが開きます。

Hello用のソースが自動生成されています。

テストクラスも「AndroidJunit」用と普通の「Junit」用の2つあります。

自動生成されたソースは実行可能なアプリです。

エミュレータで動かしてみます。

動作確認:Androidエミュレータ

Androidアプリの動作確認をWIndows上で行うにはエミュレータが必要です。

AndroidエミュレータAVD(Android Virtual Device)といいます。

デフォルトのAVDが登録済なので、とりあえずはこれを使います。

選択して実行(右▲)ボタンを押すと、右下に以下を表示します。

ここで「Basic Activity」をコンパイル・実行します。

実行はIDEの上のほうでAVDを選んで「右▲」の実行ボタンを押します。

コンパイルがはじまって、しばらくすると、以下のように表示されます。

動作確認:エミュレータ(AVD)の言語を日本語にする

エミュレータ(AVD)の言語がデフォルトのままだと文字化けするはずです。

言語設定を「日本語」にします。

言語設定はエミュレータスマホイメージを操作してやります。

スワイプして設定ボタン(歯車)を出して、Systemの「Languages」で「日本語」を追加して、優先順位を1番にする・・このへんはスマホで行うのとまったく同じです。

言語設定変更後はこんな感じでした。

化けてたから日本語だと思ったら英文でしたが・・まあ、ちゃんと表示できました。

動作確認:新規プロジェクトで表示文字列を日本語に変更し確認

表示する文字列は、ソースではなく以下の「strings.xml」に定義されています。

今回はこんな内容でした。

resources>
<string name="app_name">Hello</string>
<string name="action_settings">Settings</string>
<!-- Strings used for fragments for navigation -->
<string name="first_fragment_label">First Fragment</string>
<string name="second_fragment_label">Second Fragment</string>
<string name="next">Next</string>
<string name="previous">Previous</string>

<string name="hello_first_fragment">Hello first fragment</string>
<string name="hello_second_fragment">Hello second fragment. Arg: %1$s</string>
</resources>

これを以下のように書き換えました。

<resources>
<string name="app_name">Hello</string>
<string name="action_settings">Settings</string>
<!-- Strings used for fragments for navigation -->
<string name="first_fragment_label">最初に表示する画面</string>
<string name="second_fragment_label">次へで遷移した画面</string>
<string name="next">次へ</string>
<string name="previous">前へ</string>

<string name="hello_first_fragment">こんにちは。アンドロイド。</string>
<string name="hello_second_fragment">Hello second fragment. Arg: %1$s</string>
</resources>

これで、アプリを再起動してみると。

次へボタンを押してみれば。

日本語が表示できています。

インストールできて、日本語をエミュレータに表示できることを確認できたので今回はよしとします。

Androidの勉強は、まあ、ぼちぼちとやっていく予定です。

ではでは。