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EXCELのグラフで花びらを描く
EXCELのグラフで花びらを描きます。
花びら関数という計算式を使います。
今回使うのは、これです。
花びら関数をシートに入力する
こんな感じでデータシートを作ります。
AからGが入力するパラメータです。
それぞれ固定で使います。
とりあえず、初期値として以下の値を入力しておきます。
A=8 B=0.25 C=24 D=0.12 E=32 F=0.07 G=36
角度の列(A4より下)は、1から360までの連続数値をいれておきます。
Θの列には、以下の計算式をいれます。
=RADIANS(A4)
Θの部分はラジアンでないといけないので、A列の角度をラジアンに変換してます。
そしてC列に以下の計算式を入力して「r」を求めます。
=SIN($B$1*B4)+($D$1*SIN($F$1*B4))+($H$1*(SIN($B$2*B4))+($D$2*SIN($F$2*B4)))
花びら関数ですね。
ただ、これだけではグラフは描けません。
グラフに描くにはX座標とY座標に変換してやる必要がありまる。
上記で求めた「r」の値を使って、Z・Y座標を求める式は以下の通りです。
なので、D列・E列にそれぞれ「x」「y」のセルを設定します。
D列には以下の計算式を入力します。
=C3*COS(B4)
E列には以下の計算式です。
=C3*SIN(B4)
あとは、B列からE列を、1から360に対応するすべての行にコピーします。
これでデータはOKです。
グラフを描く
D列とE列のX・Yにあたる数値をすべて選択します。
グラフは「散布図(平滑線付き)」を選択します。
ちょっと複雑な花びらがかけました。
パラメータを変えて試してみる
A=8 B=0.25 C=24 D=0.12 E=32 F=0.07 G=36 がこうでした。
けっこう、きれいです。
Aだけを、A=11 に変更してみます。
Aを90にすると。
ウニみたいになります。
まあ、こんな感じでパラメータを触って、どう変化するのかを見てると、ちょっとした暇つぶしにはなります。
ではでは。