"BOKU"のITな日常

62歳・文系システムエンジニアの”BOKU”は日々勉強を楽しんでます

セキュアなLINE・・みたいなものなのに悪者扱いされる?テレグラム(Telegram)とシグナル(Signal)

高度な暗号化技術などを駆使して、安全かつ高い気密性(匿名性)でチャットやメッセージのやり取りができるアプリ、テレグラム(Telegram)とシグナル(Signal)をネタに、プライバシーと監視許容の悩ましい関係についてをテーマにします。

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はじめに

 

犯罪があって、犯人を捕まえてたら、顔もあわせずネット上だけで連絡をとりあって計画していたなんて、ニュースを見る度に思うことが。

計画段階で警察が察知して、事前に逮捕とかできなかったのか!

です。

今、安全とプライバシーのどちらをとるかと問われれば、自分は安全をとります。

イスラム国のようなテロリストが兵士を集めたり、テロの指示や連絡に使われたりして、それで罪もない人の命が多数奪われるようなことが許されていいわけありません。

でも。

逆のケースもあるわけです。

監視できる立場を手に入れた人達が、正しい使い方をしてくれなかった場合、自分の命を守るために「プライバシーや匿名性が保証された通信手段」が必要になります。

今回は、後者の立場の話題です。

 

香港のデモで有名になったテレグラム

 

香港のデモに参加している人達が自分たちの身を守るために使ったということで、一機に有名になったメッセージアプリがテレグラム(Telegram)です。

ja.wikipedia.org

そのニュースを伝えているのがこちらの記事。

www.afpbb.com

香港の大規模デモで「テレグラム」が非常に大きな役割を果たしている。

けれど、中国本土ではテレグラムも遮断されてたり、中国がテレグラム本体にサイバー攻撃迄しかけていたとか。

こういう話を読むと、つくづく、恐ろしいなと思いますが、裏を返せば、中国当局にそれだけのことをさせるくらいに、テレグラムのセキュリティが強固だったということになります。

 

 

スノーデン氏が愛用していたらしいシグナル(signal)

 

テレグラムと並んで有名なのがSignal(シグナル)です。

signal.org

こちらは、エドワード・スノーデン氏が愛用していたことで有名になりました。

ja.wikipedia.org

citrus-net.jp

スノーデン氏といえば、アメリカを敵に回している人で、通信を傍受されて居場所がばれたら、それこそ命の危険がある人です。

その人が使っていたということで、Signalの名前は一気に有名になりました。

ただ、さすがにアメリカは、Signal本社にサイバー攻撃をしかけたりはしないようですが(笑)。

 

両方とも別に怪しいアプリケーションではない

 

テレグラム(Telegram)とシグナル(Signal)自体は怪しいアプリケーションではなく、どちらも「メッセンジャーアプリ」にすぎません。

イメージとしては、LINEに近いですかね。

それも、暗号化されてセキュアなメッセージのやりとりができるLINEのイメージです。

両方とも、普通にAndroidスマホGoogle Playストアでインストールできます。

こんな記事もありますし。

blogk.com

 

Tor(トーア)と同じように悩ましい存在にされている

 

ただ、機密性の高い通信ができる。

その1点でTor(トーア)と同様に悩ましい存在になってしまいます。

arakan-pgm-ai.hatenablog.com

悩ましい理由もTorと一緒です。

安全かつ高い気密性(匿名性)でチャットやメッセージをやり取できるメリットを喜ぶ「犯罪者」や「テロリスト」がいる。

この点につきます。

だから、すぐこんな話がでてくることになるわけです。

www.asahi.com

www.sankei.com

そうなると、当然、こんな動きがでてくる。

btcnews.jp

困ったもんです。 

技術自体にまったく罪はなくて、使っている人間がたまたま悪であったか、善であったかということでしかないのに・・。

まるで、技術自体が悪いみたいな論調になるのは、とても悲しいです。

 

はい。