目次
リサジュー曲線を描く
リサジュー曲線を描いてみます。
Scratchの用語でわからないときは、以下を参照ください。
リサジュー曲線とは、こんな感じの曲線のことです。
X、Y座標を以下のように求めます。
スクリプト:使用する変数
まずは変数の定義です。
上記の計算式と変数の対比はこんな感じ。
- a:パラメータA
- b:パラメータB
- θ:ラジアン
- X:SIN_A
- Y:SIN_B
計算式のX,Yが、SIN_A、SIN_Bにしているのは、Scratchで描画するには、×120のようにして広げてやる必要があるからです。
もとの計算式のままだと、座標の変化が小さすぎるので水増しするわけです。
スクリプト:描画するスクリプト
スクリプトの全体です。
計算式をほぼそのままスクリプトにしてます。
ちょっと工夫が必要だったのは。
の部分で角度を増やす量を「115」にすることです。
これを普通に「1」ずつとか増やすだけだと、ほとんど変化が視覚で確認できないような小さな動きになってしまうからです。
この計算結果のSIN_A、SIN_Bに120をかけているところもそうです。
動き(変化)を大きくしないと、見た目に面白くありませんから。
スクリプト:初期化
初期状態に戻すスクリプトです。
原点に戻してます。
パラメータAを「3」、パラメータBを「2」に初期化してます。
スクリプト:画面イメージ
画面イメージです。
スプライトは、なんとなく蝶々にしました。
パラメータAとパラメータBをスライダーにして、初期値から8くらいまで変化できるようにしています。
実行できるプロジェクトを埋め込み
埋め込みした画面で実行できます。
パラメータを変えていくと、こんな図とか。
こんな図とか。
いくつかのバリエーションをを確認できます。
プロジェクトのURLです
こちらのURLでプロジェクトのページにアクセスできます。
https://scratch.mit.edu/projects/547941362
中を見るでソースを確認ください。
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今回はこんなところで。
ではでは。