僕は会議中、よくメモをとります。
でも、字は超汚いです。
レイアウトも無茶苦茶で、A4くらいの裏紙を使って、手当たり次第に書きなぐります。
なので、翌日になるとほぼ読めません(笑)。
正直、ゴミです。
でも、僕はメモを丁寧のとろうと思いませんし、別に読めなくてもいいと思ってます。
理由のひとつは、話をちゃんと聞きたいからです。
メモをとるときに、きれいにとろうとして、レイアウトを考えたり、文字をきれいに書くことに気をとられると、肝心の話のポイントを聞き逃してしまうのです。
典型的な男脳なんでしょうね。
一度に2つのことはできません。
だから、話を聞くほうに集中して、ポイントのみをメモに書きなぐるスタイルにならざるをえないということになります。
もうひとつの理由。
こちらが重要なのですが・・。
それは、忘れないうちに、メモを清書をするように自分をかりたてるためです。
メモに書かれた僕の字は、正直、文字というより記号に近いです。
時間がたっていないときなら、その記号みたいなものが記憶を呼び起こすキーになってくれて、ツルツルと話しの内容を思い出せますが、次の日になると、もう無理です。
その恐怖感があるので、1分でも早くメモを清書しようとします。
この清書するという行為がとてもよくて、頭の整理ができます。
記憶の定着効果もあります。
僕にはあっているみたいで、このやり方が定着してから、仕事の効率自体はすごくあがりましたし、理解度もあがりました。
ただ、メモをとった紙は清書したら用済みでゴミ箱いきになります。
これがもったいないので、メモをとるのをやめたこともあります。
どうせ、すぐ清書するなら、記憶だけでもできると思ったのです。
でも、うまくいきませんでした。
メモがないと・・思い出せない部分が増えるのですね。
これがまた。
記号みたいな文字や書きなぐりの数字でも、記憶をひっぱりだす手がかりにはちゃんとなっていて、これがないとダメだったのです。
僕自身は、このやり方が気に入っているので、「字が汚いという欠点を逆手にとって、工夫して、自分なりのやり方を作り上げたんだよ」なんて威張っていいたい気持ちもあるんですけど、実際のところ、たまたま・・なので、それはいえません(笑)。
ではでは。