目次
猫を捕まえろゲームを作る
猫を捕まえろ!ゲームを作ります。
その中で、変数をまとめて管理できる「リスト」を使います。
用語がわからないときは、以下を参照ください。
ゲームといっても、動かすと、猫のスプライトがランダムに動き回るので、それをマウスで捕まえるというだけのものです。
うまく捕まえたら、猫が何かセリフを表示するのですが、そのセリフを、つかまるたびにランダムに変わるようにリスト(配列)を使ってみます。。
スクリプト:リスト(配列)を作ってセリフをセットする
リスト(配列)は複数のデータをまとめて扱えるものです。
例えば、リスト01という名前のリストに「あいたた・・」とか、5つの文字列をセットしておいて、「リスト01の2番目を取り出す」とすると「捕まって..」の文字列をとりだせる・・みたいなもんだと思えばいいです。
リストを作るには、変数ブロックパレットの「リストを作る」ボタンを使います。
押すと、以下のようなダイアログが開くので、とりあえず名前だけ登録します。
リストを作ると、ブロックパレットにリストを操作するブロックが追加されます。
これらのブロックを使って、リストにデータを追加したり、削除したり、取り出したり・・とか、いろんな操作をするわけです。
今回は、リストに以下の5つの言葉をセットします。
- あいたたた!
- 捕まってしまった!
- やられた・・・!
- 何するんだよ!!
- こいつはまいった!!
スクリプト:フラグを使ってループを抜けるのがポイント
緑の旗を押されたら開始します。
まず、スプライトを中心(0,0)にして、右向きのデフォルトに戻してます。
フラグという変数は、ループを抜けるのに使います。
初期値を0にしておいて、1になるまで繰り返し動き続けるというわけです。
5つの言葉は、いったんリストを全削除してから、順番にセットしてます。
で。
スプライトが押されたとき・・猫がマウスで捕まった時ですね・・に、どの言葉を表示するかを決めるために、1から5の範囲で乱数を取得し、フラグを1にするわけです。
こうすることで、止まります。
このループの抜け方は、結構応用が利きます。
ループを止めるのに制御ブロックパレットにある「すべてを止める」を使う手もありますが、これだとスクリプトを止めてしまうので、吹き出しが表示されませんのでね。
ループをとめて、引き続き何かをさせる場合には、今回のフラグのような変数の値をストップ条件にするわけです。
プロジェクトを公開してます
プロジェクトを以下URLで公開してます。
https://scratch.mit.edu/projects/431426127
動かしてみたり、中を見るでスクリプトを表示してください。
今回はこんなところで。
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ではでは、