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指名手配で犯人の顔を識別して逮捕できることの凄さについて考えた
駅で、指名手配犯のポスターを久しぶりに見かけました。
それをしげしげと眺めつつ、考えたことです。
おい小池!!事件を思い出す
徳島県警が108万枚もポスターを配り、なおかつ、加齢による人相の変化を予測した似顔絵を12パターンも作成して公開までしていたのに、誰にもきづかれずに亡くなるまで11年も逃げおおせた「おい、小池!!」で有名な事件があります。
犯人が年齢の割にとてつもなく老けていて、予測した12パターンの似顔絵ですら似ているものがなかったので、手配写真を見ていた人でも気づかなかったという話です。
指名手配犯の今の顔を予測する・・という技術も話題ですけど、こういう話を聞いていると、なかなか難しいのかなと思ってしまいます。
手配写真を見ているときに横にたたれてもわからないかも
最近は、近くの市で殺人事件がおきたこともあるので、一応注意はしてます。
でも、ポスターやビラで犯人の情報をもらっても、なかなか難しいのは事実です。
指名手配写真だって、警察のホームページでいつでも見れますけど。
なかなか、顔を覚えて気づけるかと言われれば難しいです。
写真と実年齢に差がある犯人を多いですしね。
たとえば、
この写真なんか、見ている最中に66歳の本人に横に立たれても気づけると思いません。
見当たり捜査員というのがいかに凄いかがよくわかる
写真を見ただけで、犯人を見つけ出す。
そんなことが本当にできるとは思えないなと、僕なんかおもってしまうのですが、警察には犯人の顔を識別するスペシャリストの刑事さんがいるというのが驚きます。
大阪府警の記事によると「見当たり捜査による摘発者数が4千人を超えた。」となっています。
38年間の数字らしいですけど、1年に100人以上のペースですから、相当に凄いです。
AI技術が進んでいるといいながらも、数枚の顔写真だけで学習して、優秀な見当たり捜査員のレベルで顔を識別するなんて芸当ができるとは思えません。
どんな仕事でも同じですけど。
人間の能力ってのは、ほんとにすごくて。
本当の意味でのスペシャリストは、もっと評価されるべきと自分は思ってます。
当然、見当たり捜査員もそういうスペシャリストのひとつじゃないかと思うので、僕は秘かに尊敬しつつ応援してます。
今回はこんなところで。
ではでは。